年俸更改
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
ヤクルトの年俸更改はほぼ終わり、後は年明けに中村捕手の契約が何年の複数年契約でいくらにアップするか
だけが残っています。
それにしても中村選手は昨年3年契約の最終年で、3年間9千万円の年俸を続けたわけですが、企んだわけでは
勿論ないでしょうが、3年契約の2年目の一昨年は度重なる故障で29試合の出場に終わり、複数年契約でなければ大幅な
減俸は避けられないとほほな成績だったわけです。それが昨年は一変してヤクルト投手陣を日本一に導いたNo1捕手なんて
評論家大先生がよいしょする大活躍で、がっちりびっくり契約を勝ち取れそうです。
一方オリックスの杉本選手です。マスコミは盛んに年俸5倍増と騒いでいますが、5倍で7千万円です。
1400万円が7千万円になっただけです。
杉本選手の昨年の成績だけを切り取ると32本塁打(本塁打王)、83打点、.301です。
優勝チームの4番打者です。ここもヤクルトの奥川投手ケースと同様、積み上げ式の年俸です。
球団からすれば「5倍にしてやったのに、何文句言うんだ」というところでしょうか。
杉本選手は大学・社会人経由のプロ入り6年目ですからもう30歳です。
あと何年活躍できるでしょうか。
セリーグの優勝チームの4番村上選手は1億円が2.2億円にアップです。
こちらは「ふむ、ふむ」な金額です。
高卒5年目でイチローや松井秀喜の5年目の年俸1.6億円を追い越したとマスコミは大騒ぎしていますが、
こういうギネス的な一部分を切り取って「記録、記録」と騒ぎたてるのはいい加減にしていただきたいものです。
杉本選手の相方3番を務めた吉田正尚選手の年俸は2.8億が4億にアップですからこちらは納得です。
オリックスの大エース山本由伸投手は昨年は1.5億円でしたが、まだ結論は出ておらず、
どこまでアップするか見ものです。
ヤクルトでは塩見選手が1350万円から約2.5倍の45百万円です。塩見選手の年棒安かったんですね。
高橋投手は1450万円から2200万円です。ポストシーズンの大活躍から見ると安い気がしますが、
シーズン前半ファームだったことでこういう話なのでしょうか。
今年は奥川投手と並ぶ左右の両エースという期待が高まっていて、
本人も「開幕投手を狙う」という選手に対してこの年棒ですか?
今野投手は4倍増の32百万円です。4倍で騒いでいますが元が800万円です。
ヤクルトの3番目の勝ち頭、64登板、7勝1敗、28H、2.76。
新「7回の男」です。安すぎませんか。
2年連続最優秀中継ぎ賞を取った清水投手は36百万円が88百万円です。こちらはメリハリある新年俸です。
やはりタイトルゲットが効いているんでしょうか。
ダウン組では内川内野手が5千万円が4千万円に。これは優しい扱いですな。
逆に坂口外野手は1.2億円が5千万円です。これはメリハリ利かせすぎてます。
「いやなら辞めたら」という影の声が聞こえてきます。
その逆バージョンでは昨年2千万円に下がり「辞めたら?」的な扱いだった川端内野手が
「代打の神様」で復活、日本一決定のタイムリーも放ち5千万円にアップです。
ということで悲喜こもごもの年俸改定でした。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています