前半戦の総括
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
NPBではオールスター戦を区切りにしてシーズンを前半と後半に分けているようです。
ということで前半戦が終わったところでヤクルトの総括をしてみます。
ヤクルトは91試合消化して56勝34敗1分けで勝率.622で優勝マジックは41、残りは52試合です。
ということで実際はシーズン全試合のほぼ3分の2を消化していますが、前半戦が終了です。
2位は阪神・広島が同率で成績は貯金も借金もない5割です。ヤクルトとのゲーム差は11で先日も試算しましたが、
この先ヤクルトが勝ったり負けたりレベルの試合を続けていくと2位以下のチームはとんでもないハイペースで
勝ち進まないとヤクルトには追い付けません。
しかし物事には絶対はありませんから、この先何かが起きて、ヤクルトが連敗を重ね、2位阪神が連勝を続けると
11ゲーム差なんてあっという間に縮まる可能性も無いわけではありません。
チームの数字を見てみましょう。
チーム打率.256は広島と並んでセリーグ1位です。
チーム防御率は3.34で2位。1位阪神は2.57ですから2位とは言え投手力では大きく阪神に負けています。
本塁打は109本で2位。1位が巨人の110本ですが、ヤクルトは91試合消化に対し巨人は96試合消化ですから、
実際は本塁打力ではヤクルトが1位です。
得点は408で1位、2位が広島の374です。
失点は343で2位。1位は阪神の264でここも投手の差です。
青柳・西他を抱える阪神の投手力には脱帽です。
盗塁は56で2位、1位は阪神の71です。
失策は39で1位、2位がDeNAの41です。今年は格段に守備力が上がっています。
個人成績では村上が本塁打で33(2位は巨人岡本の21)、打点は89(2位は阪神大山の67)この2部門では村上が
2位以下を大きく引き離して首位を走っています。
打率では1位DeNAの佐野の.331,4位が塩見の .314、5位が村上の .312です。
一時村上の打率が佐野に肉薄して大いに三冠王の話題も盛り上がりましたが、なかなかこの部門で村上が
首位に立つのはハードルが高そうです。
投手部門では防御率で小川が2.33で3位。1位は阪神の青柳の1.37です。(とてつもない差があります)
しかしこのところ防御率部門の上位にヤクルトの投手が入るのはついぞなかったような気が。
小川投手頑張っています。
勝利数部門では高橋と原樹理が6勝で8位タイです。1位はやはり青柳の11勝です。
防御率で頑張っている小川が勝ち星でそれほどでもない(5勝)ということは何かあるのでしょう。
セーブ部門ではマクガフと巨人大勢が26で並んでいます。
中継ぎ部門では1位は阪神の湯浅の26HPで、ヤクルト勢は今野9位16HP、田口・清水11位15HPです。
清水・今野が今年は今一です。
最後に盗塁部門では塩見が22盗塁で1位、2位が阪神の近本の19盗塁。
村上も7位9盗塁と頑張っています。
ということでセリーグでダントツ1位のヤクルトですが、個人的には村上の本塁打・打点と塩見の
盗塁が光っているくらいです。
やはり今年もヤクルトは総合力で勝っているということでしょうか。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています