村上とポスティング

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

先日、村上選手は25歳・6年プレーしないとポスティングで米メジャーに行くことはできない、というようなことを
書いてしまいましたが、すみません。間違っていました。
米メジャーには外国人選手に対して25歳未満、6年プレー未満でもポスティングで行けるようです。

これは「ボーナスプール制」という米メジャーと選手会が結んだ協約により、国外の若手選手と契約する際に設けられている契約金額の上限。戦力不均衡や青田買いが起こらないためのルール。ということで、上記の25歳・6年という基準に達しない場合はこのルールにより、
当初はマイナー契約になるとか、6年間FAできないとかで、年棒も約6億円程度に抑えられ、その年棒の20%がもとの
球団に支払われるということで、大谷選手はこれで米国に渡ったようです。(23歳日ハムで5年プレー)
ダルビッシュ投手のポスティングでは大変な金額が付き、日ハムもその移籍費用で親会社の利益が大幅にアップしたなんて話も
ありましたが、これに懲りた?米メジャーはポスティング費用にキャップを設けその高騰にストップをかけました。
それに引き続いてのボーナスプール制です。

米メジャーの選手会は強い力を持っていますが、そのパワーはあくまで現役の選手たちの利益になるように振るわれる
わけで、将来入ってくる選手に金を使わず、自分たちのために使え、というきわめてアメリカ的な考え方のような気がします。

ということで村上選手の米メジャー挑戦は極端な話今年もしようと思えばできたわけですが、年棒は6億円程度、
ヤクルトには1.2億円程度しか入らないのでは、村上選手はともかくヤクルトがポスティングをOKするわけがありません。
村上選手は今年三冠王を取り日本野球を制覇した気持ちもあるかもしれません。
しかし村上選手はまだ22歳です。特に近年では秋山選手や筒香選手のメジャー挑戦失敗が目立ちます。
筒香はメジャーの剛速球に太刀打ちできなかったという話もあります。
村上もピッチャーのスピードボールに振り遅れることがままあります。
特に5打席連続ホームランの記録を作ってからは、内角攻め・四球攻めにも苦しみました。
まだまだ22歳の村上選手です。25歳までじっくりレベルアップしてメジャーに挑戦しても遅くないと思います。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

 

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