PK戦

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

サッカーのワールドカップで日本は1次リーグを勝ち抜きベスト16までは行きましたが、今回も決勝トーナメントの
初戦で敗れて、悲願の?ベスト8はなりませんでした。
このベスト8を争うクロアチア戦で本戦は1-1の引き分け、延長戦では点が入らず、最後にPK戦となり、
日本は敗れたわけです。
前にも書きましたが、サッカーは非常に得点の入りにくい競技で0-0の試合なんてよくあります。
野球でも投手戦になると0-0の展開なんてたまにありますが、それほどではありません。
サッカーはこの得点の入りにくさを脱却するためにゴールポストのサイズを大きくして点を入りやすくしよう
なんて話もあるようです。
プロ野球では逆に点が入らないよう(ホームランを減らすため)飛ばないボールを使ったりすることもありました。

さてこのサッカーのPK戦ですが、勝った方はともかく、負けたチームのファンはなんとも悔しい決着でしょう。
このワールドカップでは90分の本線でけりが付かない場合は30分の延長戦があり、それでも決着を見ない場合に
PK戦を行います。
このPKは守備側はゴールキーパーだけでその前で蹴るのですから、それまでの本戦・延長と比べてかなり
得点というかゴールする可能性は高まります。
結局日本が1成功3失敗、クロアチアが3成功1失敗で、5回目を迎えることなく日本の敗戦が決まりました。
私のような素人が見ていると基本蹴る方はどちらかのコーナーを狙うわけで、ゴールキーパーがどちらのサイドに
飛ぶかの確率50%の賭けのような気がします。それでも蹴った球がゴールポストを外れたり、キーパーが球の来た
方向に飛んでもそれをかいくぐってインするケースもままあります。
このサッカーで白黒つける必要のない1次リーグでは引き分けもあります。
決勝トーナメントなので仕方なく?採用されているわけです。

プロ野球では公式戦はリーグ戦なので今年は10回で打ち切り引き分けです。
しかし日本シリーズなんかは3勝3敗の後の第7戦は基本エンドレスで決着つくまでやるようです。
東京オリンピックでは野球やソフトボールでタイブレークが採用され試合時間の短縮が図られました。
タイブレークはその大会によっていろいろですがオリンピックでは延長では無死1・2塁からスタートしますから
非常に点が入りやすくなります。高校野球の甲子園でもその昔ハンカチ王子こと斎藤佑樹と田中まあくんの投げ合いで
延長15回決着つかず、翌日再試合で決着なんて激闘もあり、高校球界でも選手保護の観点からタイブレーク制が
導入されています。

ゴルフのプロトーナメントではトップ成績の選手同士でプレーオフがサドンデスで行われます。サドンデスですが
同スコアが続くとエンドレスで行われます。1976年の日本男子ツアーでは14ホールもプレーオフが続いたなんてことも
あったようで選手はもう1ラウンド近くプレーしたことになります。

バレーボールやテニス・卓球などの対面式球技ではゲームなりセットで2点差が付くまで延々とジュースが続くことがあります。
どちらかが根負けするまでのエンドレスで続きます。
柔道では本来の試合時間(4分とか)で決着がつかないとゴールンスコア(GS)となり、ここからはサドンデスでポイントが
入り次第試合終了となります。(本戦では技ありは2本取らないと決着しませんが、GSでは技ありで決着します)

競技は白黒(決着)を付ける必要上、試合のどこかの時点でルールを変えて点が入りやすくしないと
以前の米メジャーのように延々と延長を繰り返すエンドレスになります。
柔道も最悪両者に3本目の指導を入れ、両者反則負けなんてこともありました。
激戦でなかなか決着がつかないときは両者優勝なんてしてあげたいところですが、
ワールドカップの日本ークロアチアはトーナメントの途中なので決着付ける必要があります。
昔、高校野球でくじ引きで決着なんてこともありましたが、それよりもPK戦の方が理が通っているように思えます。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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