FA戦線 2022年
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
FA宣言していた日ハムの近藤選手がソフトバンクに6年35億円で移籍が決まりました。
近藤選手は2011年のドラ4で横浜高校から日ハム入り。
11年間で52本塁打、446打点、.307
2022年は8本塁打、41打点、.302の成績でした。
守備位置としては捕手(2016年まで)、内野手(サードがメイン)、22年は外野専業でした。
打撃職人という言葉がぴったり来ます。
近藤選手は海外FA宣言だったわけですが、メジャーに行きたかったわけではありませんでした。
基本FA権は高卒で8年経過後、大卒・社会人で7年経過後、海外FAは9年経過後ということで、
単にNPBでの経過年数による区切りなわけで、海外FAではメジャーにも行くことはできるというだけの話です。
これで西武の森捕手がオリックス、オリックスの伏見捕手が日ハム、DeNAの嶺井捕手がソフトバンク、
オリックスの吉田外野手とソフトバンクの千賀投手はそれぞれポスティングで米メジャーとビッグな
複数年契約を勝ち取りました。
阪神の藤浪投手がポスティングでメジャー行きの交渉中を除いては、全FA・ポスティングの
去就が完了しました。
昨年は広島の鈴木外野手がポスティングでメジャーへ、中日又吉投手がFAでソフトバンクへと、件数的には2件の移籍だけでしたが、
今年は吉田外野手・千賀投手・森捕手・近藤外野手と大物の移籍てんこ盛りでした。
結局米メジャー以外では全選手の移籍先はパリーグでした。
移籍元も嶺井捕手と藤浪投手以外はパリーグです。
一概には言えませんが、パリーグがあらゆる意味で動きが活発です。
FA選手獲得のチャンピオンだった巨人が今年のBクラスにも拘らずFA戦線に登場せず、補強は現役ドラフトで日ハムのオコエ外野手を
取った以外は外国人選手を大量に獲得しています。
巨人の過去の獲得外国人選手を見ると、コスパが悪いというか、来て・やってみなければわからないところがあります。
逆にパリーグの盟主?ソフトバンクは積極的に嶺井捕手と近藤外野手を獲得、千賀投手が流出ですから差し引きマイナスでしょうか。
現役ドラフトでは大竹投手を阪神に出して日ハムの古川投手を獲得、こちらの損得勘定はわかりません。
ドラフトで獲得した選手はどうか。育成で14選手も変わらず大量に獲得しています。
第2第3の千賀投手や甲斐捕手を発掘できるかです。
あとは外国人選手次第です。グラシアル・デスパイネという過去に大活躍した両野手を切って、新外国人選手たちがどこまで活躍できるか。
昔日のソフトバンク帝国が蘇るか、です。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています
確かに、近藤選手の契約規模は驚くべきものです。
スター性や人気、実力の面で彼は決して日本最高水準の選手ではないにもかかわらず、最高の契約を獲得しました。
FA選手たちのインフレが激しい韓国でも、近藤選手の契約規模には皆が驚いています。やっぱり選手は金銭運も伴わなければならないんですか? ^^
前にある日本のメディアで読んだところでは、山田哲人選手がFAになった時、ソフトバンク、巨人など多数のチームからオファーがあったにもかかわらずヤクルトに残ったのは契約規模に対する負担感も一つの理由だったということでした。
山田が日本一の選手であるだけに、ものすごい契約規模だったので、もしそのお金に見合うプレーを見せられなかったら、自ら激しいストレスを受けるだろうという理由からです。近藤選手が果たしてものすごいギャラにふさわしいプレーを展開できるかは疑問ですね。
MONTE CRISTO様
コメントありがとうございます。
確かに近藤選手の大型複数年契約は驚きです。
35億×6年ですから年俸にすると5.8億円です。
入団の記者会見では「柳田選手の6.2奥には及ばない」と盛んに謙遜?していましたが、
柳田選手とは実績では比べ物になりません。
しかし柳田選手が34歳でそろそろ下り坂ですから、外野の補強に大枚をソフトバンクははたいたということでしょうか。
しかしこれでFAをてこにした年俸アップが流行るかもしれません。
ヤクルトけんちゃん
あ、そうですか。
韓国では40億円と報道されました。
韓国メディアが自国のfaの年俸が上昇したことに対して非難世論があるから日本選手の年俸をもっと上げたんですね。
それにもかかわらず、素晴らしい契約であることは間違いありません。 ハハハ
近藤選手の健闘を祈ります。
MONTE CRISTO様
コメントありがとうございます。
そうですね、近藤選手の年俸は報道によって6年35億円とか7年49億円とかいろいろな話が出ています。
結局公表されない金額ですから各記者さんも推測しているわけです。
ただし近藤選手が入団会見でソフトバンクの柳田選手の年俸(6.2億円)は「超えていない、」と言っていたので
6年35億円だと5.8億円なので、そうかな、と思ったわけです。
正解を知るのは近藤選手とソフトバンク球団と税務署のみですね。(笑)
ヤクルトけんちゃん