札幌オリンピック?
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
先日まで東京オリンピック組織委員会の元次長やあの電通が談合を行っていたと事件になっています。
その前は組織委員会の理事がそこら中から賄賂を受け取ってAOKIにオリンピック選手の制服他を作る権利を与えたり、KADOKAWAにはパンフレット他を受注させたり、そもそもこの東京オリンピックは最初から胡散臭いことだらけでした。
もう亡くなりましたが安部元首相が福島の原発は「完全にUnder Controll」なんて大ボラを吹いたり半世紀前にオリンピックを行った当時の施設を再利用できるし東京エリアで集中して行えるので「コンパクト」で「コストのかからない」「小さなオリンピック」を行えるなんて当時の招致委員会が大嘘をつきまくって、後に某元大臣の妻となったタレント?に「お・も・て・な・し」なんて今見ると恥ずかしくなるようなスピーチをさせたり、今はなかったことになっているのか元招致委員会の委員長だった元皇族の竹田何某が有力なIOC委員に賄賂を贈ったということで仏当局に贈賄の責任者として追及されていました。結局東京オリンピックは「小さな大会」や「お・も・て・な・し」や「Under Controll」ではなく、IOCの要所への賄賂攻勢で招致できたかのかとも思えます。
バッハ会長以下のIOC貴族達の金まみれ体質も話題になりました。
私がこのブログで再々書いていることですが、1NPOにすぎない、国連の組織でもないIOCがこれだけの権力を持って世界中のあらゆるスポーツ業界の総元締めのような権力を握っていること自体おかしな話です。
数年前のNHKの大河ドラマ「いだてん」では100年以上昔のオリンピックでは日本人選手が政府からのろくな支援もなく苦労の末にやっとオリンピックに出場したという、先人たちの苦労話が延々と語られていたわけです。
それが今やオリンピックは金まみれとなり、オリンピック委員会の理事や次長がやりたい放題で大金を動かし(国民の税金です)、元委員長の森何某元総理やオリンピック担当大臣や肝心の興行元であるはずの東京都の都知事たちは嘘か本当か知らんぷりで、「私は何の関係もありません」というスタンスです。
そもそもオリンピック単体で収支バランスを取るべきものが、コロナ禍があり、延期になり、無観客になり想定した収入が激減し、反対にコスト意識のないお役人や政治家・オリンピック委員会の五百羅漢によって費用はうなぎ上り、赤字はすべて国民の税金で穴埋めです。
採算が合うはずのない競技施設を山のように作って、これらを維持するためにこれまた将来的に税金投入です。
それでもまだ「札幌オリンピック」招致なんて寝言を言っている輩が一部います。
日本人が今考えなければならないのは、一連の不祥事により世界中から日本や日本人がとんでもない金権体質、お金のためには平気で法やルールを踏みにじる国であり国民であるという認識が広まったイメージを払拭することです。
これも最近話題になった事件ですが、「オレオレ詐欺」犯として東南アジアの某国で一斉検挙された犯罪集団が法の抜け穴を利用して収監施設に居座り続け、賄賂を使ってスマホなどを使い放題で、オレオレ詐欺より効率が良いということで集団強盗を遠隔操作で行っていたなんてことがありました。
当然この犯罪者集団に対する怒りと同時に「あの国ならこんなこともあるよな」なんて賄賂天国の同国に対する認識も強まったわけですが、この国と日本の今回のオリンピックに絡む犯罪とどたばたは、先進国?から見れば「どんぐりの背比べ」か「五十歩百歩」で同じレベルに映っているのではないでしょうか。
多くのアスリートがその頂点として挑むオリンピックを今更なくすなんてありえない話ですが、すくなくとも日本は当分オリンピック招致なんて馬鹿げたことは慎むべきでしょう。
上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています