札幌オリンピック招致断念

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

10月5日札幌市が30年冬季五輪の招致を断念した旨の発表がありました。
今更、という感じですが、こういうことにはいろいろな利権が絡んで、政治家・役人・企業諸々と百鬼夜行のごとくうごめいており、日本や多分札幌市でも世論は圧倒的に「招致断念」だったと思うのですが、断念の根回し・調整に時間がかかったということでしょうか。
前回の東京五輪、更に今すったもんだしている大阪万博など私個人としてはいい加減にしてください、と言いたいところです。

再々言っていますが東京五輪はスキャンダルまみれ、金まみれのイベントに終始しました。招致段階でのIOCへの賄賂、鵺のような元首相の女性蔑視発言からの取ってつけたような女性閣僚や女性大会委員長の起用、コロナ禍で1年延期、それも加わり大会予算の大爆発、基本無観客開催のため大会収入は激減、高橋何某という大会理事が賄賂を協賛企業から取りまくって逮捕されそこから芋づる式に多くの逮捕者が出ました。こんなに醜悪極まるイベントは聞いたことがありません。

その舌の根も乾かないうちに冬季五輪招致なんてどういう神経でしょうか。
諸悪の根源はIOCです。当初の近代オリンピックの魂はどこかへ行ってしまい、今やIOCは利権の巣窟、金の亡者の集まりになっています。この国連の機関でもない一組織が世界中のスポーツ組織を牛耳っていることが不思議です。
国連でさえ今や機能不全となっているのに、IOCには世界中のスポーツ組織がなぜか逆らえないという構造が出来上がっています。

このアスリートや各スポーツ団体のオリンピック一神教みたいな洗脳から目覚める必要があります。
例えばサッカーはワールドカップという大会がことサッカーに関してはオリンピックをしのぐイベントとなっているわけです。各競技もそれぞれ世界大会的なものを持っているわけで、なにもオリンピックでなく、世界大会の優勝者が世界一で良いではないですか。

もう一つ重要なことはオリンピックなどでは開催者側(大会委員会とか役人・政治家)が絵を描くということです。
コストを少なく見積もり、収入を過大に計上して、収支があっていますよ、儲かるから開催OKですよね、というプレゼンをするわけです。オリンピックでは数々の競技会場が新設され、これも当初は安いコストで、その後の運営で十分ペイしますなんて企画が出され、その後のコスト増大、大会後には閑古鳥が鳴いて収入激減、なんてことが日常茶飯のように行われるわけです。
この赤字垂れ流しに誰も関係者は責任を取りません。すべて税金なりで賄われ将来の子や孫たちへのつけに回されるわけです。

昭和の東京五輪は「戦後の日本の復興」という大義名分があり、新幹線や高速道路が建設され、その後の日本の高度成長につながったわけですが、今回の東京五輪・大阪万博そして断念した札幌五輪に何か大義名分があったのでしょうか?

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

 

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