8月27日対広島 河田コーチの判断?
ヤクルト7‐7広島(ヤクルト8勝:広島12勝:1分け)
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
何とか引き分けたというか結局勝ちきれなかったというか。マツダスタジアム迷宮です。
初回広島先発黒原を攻め立て今ヤクルトでただ一人打撃絶好調のサンタナの先制2点二塁打が出ますが、ヤクルト先発高橋はまたまた昔の「高橋クン」に戻りました。強いストレートを生かせない。変化球が決まらない。置きに行ったボールを痛打されるという、数年前の「ダメ高橋クン」に逆戻りです。
日本一になった時の無双ぶりはどこへやら、自身のなさそうな顔色でおっかなびっくり投げて、初回に坂倉の2点二塁打、更に止めの末包のグランドスラムです。1回裏でいきなり2‐6となり試合を壊します。
高橋も2連覇時から今年ダメになった一人です。結婚して子供ができて父親の自覚とやる気で一皮むけたと思っていましたが、今年は元の木阿弥です。
さて本日の主題はサードベースコーチです。ファーストベースコーチと違いサードベースコーチはランナーを本塁に突入させるか自重させるかという試合の行方を左右する本当にそこだけですが大事な仕事です。ランナーがホームインすれば好走塁、本塁タッチアウトとなると暴走と言われこれで得点するか、一転して無得点プラスアウト1つ、ですからまさに天と地の違いです。
例えば二塁ランナーがサンタナのような選手並木のような俊足の選手か、ヒットが出た時外野が浅く守っている時、外野手の肩の強さ、以上を総合的に考慮してゴー・ストップを判断する難しい仕事です。ランナーなんて球の行方も顧みずホームに向かって猪突猛進する選手がほとんどですから、サードベースコーチの役割は重要です。
そんな中で昨日は5回の追加点機に2アウト2塁で武岡の右前安打でランナーの古賀が本塁憤死。6回の再度の追加点機に1アウトランナー1塁で村上のやっと出ました外野手の頭を超える二塁打で、1アウトだったのがアンラッキーで打球の行方を見てから1塁ランナーの青木が走り始め本塁憤死。10回は同点の均衡を破るチャンスでしたが、1アウト二塁で広島島内が暴投、ランナー丸山が一挙にホームを狙うも憤死。
ということで1試合中3回も本塁を狙ったランナーが刺されるというこれまた前代未聞の拙攻(拙走?)でヤクルトは勝てる試合?を逃して延長12回引き分けで終わりました。
この3憤死ともサードの沼田コーチは手を回しているので決してランナー(選手)の暴走ではないわけです。
この河田コーチはもともと広島色の強い方ですが18年から20年までヤクルトのコーチ。21年から22年(ヤクルト連覇時)は広島に戻り、今年からまたなぜかヤクルトに戻ってきています。広島の監督との相性なのでしょうか。
この河田コーチがサードコーチを務めていて前回の就任時もそうでしたが度々ランナーを本塁に突入させ憤死、ということがありました。
そして昨日の3憤死です。広島戦だからなんて勘繰りたくはありませんが、3憤死共に河田コーチはぐるぐる手を回してランナーに本塁突入を命じていました。真剣に取り組んでいるとしたら、勘が悪すぎます。前述したようにサードベースコーチはいざというときにランナーの足の速さ・守備体形・外野手の肩など総合的に判断する仕事です。これをなんでもかんでもランナーを突っ込ませて生還できればラッキーなんてプロスポーツではありません。
私が考えすぎでしょうか。これからも注意深く河田コーチのパフォーマンスを見ていきたいと思います。
上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています