DeNAのドラフト戦略 ヤクルトとの違い
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
女子ゴルフの渋野選手ご愛用で一躍ブレークの「タラタラしてんじゃねーよ」、近所のスーパーで見つけました。
以前に横浜DeNAのドラフト戦略が凄い、と書きましたが、どれくらいすごいか、
今日はちょっと見てみましょう。
横浜DeNAの過去5年のドラフト指名選手の中から、活躍している選手をピックアップしました。
(下記数字は通算です)
2014年(5年目)
1位 山崎康晃 12勝16敗34H、158S 2018年セーブ王
2位 石田健大 22勝23敗8H
2015年(4年目)
1位 今永昇太 33勝27敗4H
2016年(3年目)
1位 浜口遥大 19勝14敗2H
2017年(2年目)
1位 東克樹 14勝7敗
2位 神里和毅 2019年は360打数6H26打点 .298
2018年(ルーキー)
1位 上茶谷大河 6勝3敗
3位 大貫晋一 5勝4敗
今永の今シーズン防御率2.54はリーグトップ、10勝は巨人の山口に続く2位です。
今永は今やセリーグを代表する投手です。
片や山崎は今シーズンも25セーブでリーグトップを走っています。
東は昨年の新人王。
神里は今シーズンのDeNAの切り込み隊長で大活躍しています。
更に、上茶谷と大貫、二人のルーキーが先発ローテーションに入っています。
ヤクルトの過去5年のドラフト指名選手でまずまずなのが、2015年1位原樹里(4年で14勝33敗)と
2016年3位梅野雄吾(3年で3勝5敗25H4S)と2017年1位村上宗隆くらいです。
ラミレスが監督を務めるのは2016年のシーズンからです。
DeNAは2011年から資本参加していますが、2015年にオーナーがDeNAの創業者である南場智子に交代しています。
このあたりがDeNAの転換点になったのでしょうか。
DeNAの参入がベイスターズのエンターテインメント組織としての質を変えたようです。
ラミレスが監督になってからは2016年17年とクライマックスシリーズに出場、今年は一昨日でとうとう
巨人と0.5ゲーム差まで詰め寄りました。
私はヤクルトのファンでヤクルトのことはいろいろと研究しているつもりですが、DeNAのことは
よく知りません。しかし知らないなりに、DeNAの快進撃が、特にここ数年のドラフト戦略での特に
投手の指名において素晴らしい成果を上げていることに注目しました。
もちろん獲得した後の選手の育成も素晴らしいのでしょう。
片やドラフトの1位指名のくじ引きで外し続け、ここ10年で唯一単独指名だった2016年の寺島はまだファームでくすぶっている。ヤクルトのスカウトの選手を見る目がないのか。球団の方針が間違っているのか。
ファームを含め監督・コーチ陣が選手を育てる能力に欠けているのか。
いずれも当たっているように思えます。
ヤクルトは在京球団である程度観客が入るので、放漫経営になっているのか。
いつまでも、つば九郎頼りでは限界があります。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています