DeNA東 最多勝

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

昨日ヤクルトお休みの間に中日が勝って、とうとうヤクルトと中日のゲーム差は0になりました。ヤクルトが中日より1勝1敗多いだけの厘差の最下位争いです。ともに残り3試合づつ、ただし直接対決はありません。今更という感じですが、こちらも最後まで目が離せません。

本日のお題です。
9月26日にDeNA東投手が巨人打線を8回0封し12連勝で16勝目を挙げました。東投手が今シーズンもう1試合投げて17勝目を狙うかは不明ですが、セリーグのハーラーダービーは東投手が現在のところ16勝で1位、2位が12勝の阪神大竹投手と巨人戸郷投手ですから、東投手の最多勝のタイトル獲得は間違いのないところです。
一方のパリーグはオリックスの山本由伸投手の15勝がトップです。こちらも2位は西武の平良投手の11勝ですから決まりです。オリックスはまだ結構試合が残っていることもあり調整を兼ねてもう1試合山本投手の登板はありそうです。

東投手は2017年のドラ1、大卒のサウスポーです。
18年に鮮烈なデビューを飾り11勝5敗で新人王、しかし翌年からは怪我に悩まされ、今年復活の大活躍だったわけです。

NPBでは2013年の楽天田中将大投手の24勝以来20勝投手は出現しておらず、ここ5年を見ても最多勝投手は
2022年セリーグ:阪神青柳 13勝、パリーグ:オリックス山本 15勝
21年 セリーグ:阪神青柳・広島九里 13勝、パリーグ:オリックス山本 18勝
20年 セリーグ:巨人菅野 14勝、パリーグ:ソフトバンク石川・楽天涌井 11勝
19年 セリーグ:巨人山口 15勝、パリーグ 日ハム在原 15勝
18年 セリーグ:巨人菅野・広島大瀬良 15勝、パリーグ:西武多和田 16勝

以上のような感じです。21年のオリックス山本投手の18勝が光っていますが、今年の東投手の16勝も大健闘です。
再々言っていますが、投手の分業化・中6日のローテーション・100球目途の投球、しかも昭和の昔と違い選手も体力的にも肉体的にも弱くなってきたのかなかなか先発投手に勝ち星が付きにくい競技になってきつつあります。

東投手の今期の(9月28日現在)成績は23先発で164.1回を投げ3完投、2完封、20QS、16勝2敗で2.03という素晴らしい結果を出しています。
沢村賞の基準では登板数(25以上)完投数(10以上)投球回数(200以上)奪三振数(150以上)には足りませんが、勝利数・勝率・防御率はクリアーです。
再々言っていますが、この沢村賞は昭和の基準です。しかも先発投手限定の賞です。
NPBも時代がどんどん動いているわけですから、沢村賞は昭和の遺物として廃止し、替わりに救援投手も受賞可能な賞を作ってはいかがでしょうか。それを言うなら打者用の賞も必要になりそうです。(落合博満賞とか)

数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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