SBドラ1が4人戦力外
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
ソフトバンクの高橋順平投手(2015年ドラ1)と佐藤直樹外野手(2019年ドラ1)が戦力外となり、これでソフトバンクの過去10年のドラ1の内4選手が戦力外となったことでマスコミが騒いでいます。
戦力外の他の2選手は2013年ドラ1の加治屋蓮投手、2017年ドラ1吉住晴斗投手です。
加治屋投手は2020年に戦力外となり、その後阪神に入団、今シーズンは51登板、38.2回を投げ、1勝5敗、1S、16Hで2.56と阪神優勝に貢献しました。
吉住投手は20年に戦力外、育成となりましたが21年に再度の戦力外となり引退しました。
戦力外ではありませんが、2016年5球団競合のドラ1田中正義投手はソフトバンクで6年間故障もあり未勝利でしたが、昨オフ日ハムからFAでソフトバンクに移籍した近藤外野手の人的補償で日ハムに移り、今期は大活躍2勝3敗25Sと一躍日ハムの守護神に躍り出たわけです。
ヤクルトにもドラ1ではありませんが小澤投手や長谷川投手がソフトバンク戦力外からのヤクルト入りで活躍しているわけです。
こう見るとソフトバンクのドラフト戦略がいかにも拙いように見えますが、片や千賀投手や甲斐捕手のように育成から一流選手に育ったケースもあるわけで、どうなんでしょう?育成も含め毎年多くの選手をドラフトで獲得し、そのうち何人か当たればよいなんて思っているわけではないのでしょうが、支配下枠とか一軍枠というのがきっちり定まっている以上、ソフトバンクの戦略は「下手な鉄砲、、、」戦略とも思えます。これは巨人にも言えるドラフト戦略です。
この両チームに共通するのは豊富な資金力にものを言わせ、ドラフト・外国人選手・FAなどでどんどん選手を獲得していくやり方です。当然ドラ1も取って数年してものにならなければさっさと戦力外、とも思えます。
ヤクルトはどうでしょう。過去10年で見ると、
13年のドラ1杉浦投手は17年に日ハムにトレードで移籍、頑張っています。
14年のドラ1竹下投手は故障で17年オフに戦力外、引退しました。
16年のドラ1寺島投手は22年オフに戦力外、現役続行はかなわず、引退しました。
こう見ると決してヤクルトも褒められたドラフト状況ではないように見えます。
その今年のドラフトは10月26日に行われました。
ドラフトで指名された選手たちは光り輝いて胸を張っていますが、入団後は当人の素質・努力はもちろんですが、球団がしっかりその選手に合った育成をしてくれるかどうかで、その選手の運命は大きく変わります。
上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています