さあ日本シリーズだ
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
いよいよ日本シリーズが始まります。相手は昨年と同じオリックス。先発も同じ小川と山本です。
昨年は奥川・高橋を始めとするヤクルト投手陣が必死に頑張り、オリックス打線に対し最少失点に抑え、
何とか山本を始めとするオリックス強力投手陣と五分以上の戦いをし、接戦をものにしました。
今年も間違いなく第1戦・6戦に出てくるオリックス山本をどう崩すかがポイントです。
私がいつも言っている「スーパー投手が相手の時はどうせ打てないので、村上以外は皆バント攻勢で
徹底的に揺さぶれ」なんてことはできないでしょうな。しかし山本相手に誰とは言いませんがぶりぶり振り回していては
三振・凡打の山がせいぜいです。
さて話は変わりますが、山田哲人選手が心配です。
今シーズンの山田選手の成績は540打席で.243、23本塁打、65打点、140三振、60四球、10盗塁、2盗塁死、7併殺打、
3失策、得点圏打率.238でした。
山田選手と言えば2015・16・18年と史上初の3度のトリプルスリーに輝く大打者で、2015年に本塁打王を取りましたが、
私には3割打者のイメージの方が強い。2010年ドラ1で入団し、12年から一軍登場、13年からレギュラーですが、
3割を打ったのは14年から16年と18年の4回だけです。
しかし今年の.243という打率はプロ11年で最低の打率です。23本塁打と65打点はキャリア8番目です。10盗塁は7番目です。
本来プロ野球選手としては絶頂期のはずの30歳で山田選手はすでに下り坂を迎えてしまったのでしょうか。
2015・16年にトリプルスリーを取った山田選手は2017年には下半身の故障で大きく成績を落としましたが、
2018年には再び3度目のトリプルスリーを達成しました。
しかし2019年からは徐々に成績が下降気味で、しばしば故障し、ベテランという年でもないのに、ちょくちょく先発を外れて
お休みしています。(今期はコロナもありましたが、13試合出場していません)
昨年から私が一番心配している点は落ちる球にタイミングが合わないのか力ないスイングで時々膝から崩れることです。
山田選手の140三振は今年のセリーグのトップであり、キャリアワーストの数字でもあります。
これは村上選手と比べるとはっきりとわかります。
下半身がしっかりしている村上選手は空振りしても体勢がそれほど崩れません。
へなへなと力ないスイングで膝から崩れる山田選手にははっきりと下半身の衰え?(故障?)が感じられます。
村上選手の様ながっしりした体格ではなく、細身でホームランもパワーでスタンドに持っていくというよりも
タイミングでジャストミートしてボールを飛ばすタイプなので、下半身の崩れは余計決定的かもしれません。
トリプルスリーの3年では山田選手は盗塁王も取りました。
それが下半身の不調のせい?で2020年・21年は8盗塁・4盗塁に終わりました。今年は10盗塁と少し復活ですが、
今やヤクルトの盗塁王と言えば塩見選手になってしまいました。
まだまだポストシーズンが続きますが、今オフこそしっかり体をケアして来年の大復活をお願いします。
多くの三冠王は30歳過ぎてから取っています。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています