ソフトバンクの大補強
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
ソフトバンクの大型補強が話題になっています。
過去には大型補強でソフトバンクと双璧を成した巨人は2020年のオフにDeNAをFAした梶谷外野手と井納投手を総取りして大失敗、井納投手は昨オフに戦力外、梶谷選手は今年は育成契約(契約があるため2億円の年俸は据え置き、という史上最高年俸の育成選手というギネス並みの話です)になってしまい、それに懲りたか、補強はもっぱら外国人選手とロートル選手の最後の花道(長野選手・松田選手)化しています。
一方の雄ソフトバンクは黄金時代が終わってしまったかに見え、2年連続でリーグ優勝から遠ざかり、昨オフにはとうとう絶対エースの千賀投手がFAで米メジャーに流出してしまい、黄金時代を支えたメンバーも徐々にピークを過ぎ、球団としてはかなりな危機感を持って昨オフからの補強に挑んだようです。
ソフトバンクは昨年のドラフトで5選手を指名した以外に相変わらずですが育成で14選手を指名しています。千賀投手や甲斐捕手のように育成から飛躍した選手もいますが、こればかりは予測不能です。
柳の下にドジョウはいるか、です。
ましてやドラフト組も含め今年即戦力になるかはなかなか期待しにくいところがあります。
そういった中でのソフトバンクお得意の札束攻勢です。
千賀投手の抜けた穴をふさぐ候補として、阪神を戦力外となったジョー・ガンケル投手、さらに米メジャーでの夢破れて帰国した有原投手を破格の待遇で迎え入れました。
しかしこの2投手で千賀投手の穴が埋められるかは疑問です。
さらにロッテを(年俸でもめて?)戦力外となったロベルト・オスナも10倍増の年俸で契約しました。
ソフトバンクにはモイネロがいますが、オスナとダブルストッパー作戦でしょうか。
さらにDeNAからFAした嶺井捕手は甲斐捕手への刺激策でしょうか。一昨年までソフトバンクの絶対的な扇の要で且つ打撃面でもなかなかだった甲斐捕手でしたが、昨年は打力が不調で並の捕手の打撃成績になってしまったわけです。しかも嶺井捕手も決して打撃の達人というわけではないのでどうなんでしょうか。
極め付きは日ハムからFAした近藤外野手をゲットしたことです。リーグ屈指のヒットメーカーですが、黄金時代の主力グラシアル・デスパイネが去り、柳田が若干衰えを見せ始めた今、本来の補強ポイントは大砲のはずですが、どうなんでしょう。
千賀が去ったあとなんでもかんでも資金力にものを言わせてかき集めた感がいなめないソフトバンクの補強でした。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています