マー君効果、2月26日楽天戦

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

先日「サッカーのメッシに月給14億円」をバルセロナは払う一方、チームは負債まみれで倒産寸前という
記事を書きました。

欧米の企業でも経営者に莫大な報酬を払う事がよくあり、問題視されていますが、そのような企業が
倒産しようものなら、「おかしいんじゃないの?」という話になります。

翻って我が国のプロ野球では8年ぶりに里帰りの田中将大投手に楽天は9億円というNPB史上記録となる
年棒を支払うそうです。確かに田中投手は米メジャーで20億円を超える年棒を稼いでいたので、
9億円なんて大した話じゃないと思っているかもしれませんが、NPBと米メジャー(特に田中投手の
在籍したニューヨークヤンキースはメジャー屈指の金満球団です)は経済規模がそもそも違います。

そこで田中投手の9億に戻ります。その少し前に巨人がメジャー挑戦をギブアップした菅野投手に
8億円と言うNPB史上最高年棒で契約しました。その記録が1か月もたたないうちに破られたわけです。
巨人・楽天ともにお金持ち球団ですからできた話です。

巨人はいくら選手層が厚いとはいえ、菅野が抜けるとその穴を埋めるのは並大抵ではありません。
中日の大野取りもならず、メジャーに行った山口俊も結局帰国せず、戸郷・サンチェス他では
とても菅野の穴は埋まりません。
8億という年棒は巨人(原監督)の感謝の表れです。

さて田中投手です。今年GM兼任で監督に就任した石井一久氏は基本崖っぷちです。今年結果を
出さないとワンマン三木谷氏からあっさり切られる可能性もあります。
田中投手が去った後低迷する楽天の為に、三木谷氏はFAなどで次々に大物を獲得しました。
(岸投手・涌井投手・牧田投手・浅村内野手・鈴木大地外野手)それでも昨年は4位だったわけで、
まさしく崖っぷちの石井監督に野球の神様からのプレゼントが田中投手の楽天復帰です。

一方、三木谷氏はある意味冷徹なビジネスマンです。ただ田中投手に9億円を払うわけではなく、
そのリターンもしっかり見込んでいるのでしょう。
その1が「マー君クラブ」です。
年会費180万円X10名のVIPコースは14分で完売し、年会費18千円X1000名のコースは
4時間で完売だそうです。これで36百万の収入です。
さすが三木谷氏は商売上手です。
野球やサッカーはチーム競技ですので、なかなか個々の選手のパフォーマンスを金銭的に
カウントするのは難しいところですが、この「マー君クラブ」は分かり易いですね。

このほか今年の楽天の観客数の伸びや放映収入、更に田中投手の活躍で楽天が
クライマックスシリーズ、日本シリーズと進めば、9億円は安かった、なんて話に
なるかもしれません。

その楽天との昨日の練習試合です。
ヤクルト先発は
1番 センター 塩見
2番 レフト 青木
3番 DH 山田
4番 サード 村上
5番 ファースト 内川
6番 ライト 坂口
7番 ショート 西浦
8番 キャッチャー 中村
9番 セカンド 宮本
投手 小川
と現在のところのほぼベストメンバーでした。

小川は2回1被安打無失点と上出来で、前回のリベンジなりました。
打線は楽天先発の涌井に2回0安打0得点と完ぺきに抑えられ、
続く楽天投手陣にも6回村上の一発も含め3得点でしたが、
小川に続く新婚高橋がぼろぼろ、2回、8被安打、3四球、7失点でした。
高橋投手開幕ローテ赤信号点滅です。
3番手星投手も2回、3被安打、1失点と黄信号。
4番手寺島投手は3回、2被安打、1失点なのでまずまずですか。
結局、ヤクルト3-楽天9でした。

今日の楽天との練習試合田中将大投手が先発予定。楽しみです。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています




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