バウアー苦戦

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

昨年DeNAで活躍したトレバー・バウアー投手がオフにMLBに里帰りするということでDeNAを自由契約になったわけですが、まだ移籍先は決まらないようです。
バウアー投手は2020年にサイヤング賞にも輝き、その後負傷したわけでもなく、いわばピッカピカの一流メジャー選手です。年齢は33歳ですからまだまだいけるはずです。
そのバリバリのメジャーリーガーのバウアー投手が日本に都落ち?したのはある女性を強姦したと訴えられて、MLBから出場停止処分を受けたためです。
最近バウアー選手は焦りからか「MLBの最低年俸でもいいから雇ってくれ、そうすれば球団の経費が減って球団が破産から逃れられるよ」なんて言い始めています。あれほどの投手が残念な姿です。DeNAは「いつでも戻っておいで」と言っているわけで、変なプライドを捨ててNPBに戻ればよいのでは、と思いますが、ヤクルトファンとしてはDeNAにバウアーがいないのは「しめしめ」です。
しかしいかに米国のコンプライアンスに対する姿勢が厳しいものかがわかります。ゆるゆるの日本のスポーツ業界・芸能界・マスコミとはえらい違いです。

ということでバウアーの就職先がなかなか決まらないのはバウアー自身の問題なわけですが、今永投手や藤浪投手の移籍先が決まるのが遅れたのはもっと根本的な問題がありそうです。
昨年MLB(プロ野球)、NBA(プロバスケットボール)、NHL(プロアイスホッケー)の合わせて37チームの地元放映権を持つダイヤモンドスポーツグループが破綻したことが火種でした。そもそもの問題は米国でケーブルテレビの解約に歯止めがかからないことです。
先日来言っているMLBとNPBの年俸の大幅な違いは日米の経済力の差が根本にありますが、表面的には巨額の放映権料が球団が莫大な年俸を選手に支払う原資となっていたわけです。
ケーブルテレビに加入して地元チームの試合を地元の放送局で見るという視聴形態は衰退していくのでは、ということです。
その替わりに顧客はインターネットでの試合観戦を別料金で見るということになります。
例えば私は「ジェイコム」というケーブルテレビに加入しており、この基本パッケージには「フジテレビONE」というチャンネルが含まれており、このチャンネルでヤクルト主催のゲームは全て見られます。他にも「日テレジータス」では巨人主催試合という感じで唯一ロッテの主催ゲームのみ含まれていない、ということです。他にも映画専門チャンネルや音楽専門チャンネルもあり、この「ジェイコム」に加入していることにより非常に充実した文化生活?が送れるということになります。
上記のダイヤモンドスポーツの破綻は、私にとってジェイコムが無くなるようなもので、そうすると急遽スカパーやDAZNなどの他の選択肢を探さざるを得なくなるわけです。
このケーブルテレビからインターネット(アマゾンやアップル等)への移行がどの程度スムーズにいくのか、またそれらが支払う対価がどれほどのものかによって、この先MLBが暴騰している選手への高額年俸を維持し続けられるのかどうかが決まるかもしれません。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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