きっちりとした野球は? 9月15日ヤクルト―阪神
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
昨日の阪神戦はいわゆる「すみ1」でした。
これも「プロ野球あるある」です。1回にどちらかが1得点し、あとはそのまま両チームが無得点を
重ね、1-0で試合が終わるという投手戦です。
昨日の試合を見ていると、特にヤクルト先発の小川は4回まで毎回先頭打者に出塁を許し、特に1・2回は
いきなりノーアウト2塁からのスタートです。(タイブレークみたいなものです)
2回の先頭打者大山の平凡?な外野フライをレフト荒木とショート西浦が全然見当違いなところに走って、何Mも
離れたところに打球が落ちるトホホで、大山は悠々二塁到達です。
結局小川投手は7.2回、111球を投げ、6被安打、7奪三振、5四球で無失点。結果的に立派なQSで8勝目。
内容的にはよく無失点で終わったというか、ピンチの後要所をしっかり締めた、という投球でした。
小川投手はコロナ感染後、というか後半戦初勝利です。
本当にこの投手は良いときは完投・完封するような好投しますが、これが続きません。
今シーズン17先発で2完投・1完封・9QSで8勝4敗、なにより3.96という防御率が成績の凸凹を物語っています。
(この試合の前は4.29という防御率でした)
今のヤクルトでは小川をエースと呼ばざるを得ないのでしょうが、エースというにはちょっと情けない数字です。
セリーグでは柳(中日)・青柳(阪神)・大野(中日)あたりは2点台の防御率です。
オリックスの山本由伸投手は1.54の防御率です。
来年はヤクルトのエースの座は奥川と高橋に取って代わられそうです。
一方の打線ですが、初回は村上の技ありの左前ポテン?ヒットで得点しましたが、その後が続きません。
結局阪神先発伊藤将は6回を投げ、5被安打、1四球で1失点のQSで終わっています。
なかなかコントロールのよい投手という感じで、球が低い分、ヤクルト打者の打球がライナーとなり、
なかなか野手の頭を超えず、好捕されていました。
昨日も大事なところで凡打する西浦の面目躍如?でした。阪神先発伊藤将(サウスポー)対策で
西浦はショート先発7番打者でした。攻めあぐんでいた伊藤投手から5回先頭のサンタナが左前安打で
出塁。ここで次打者は何をすべきか。打線は下位にかかっていきますが、まずは1塁走者サンタナを
二塁へ送ることが大事です。そこを西浦は初球からブリブリ振り回して右フライです。
ヤクルト首脳陣も西浦選手も何か考えて野球をやっているのでしょうか。
進塁打なんて器用なバッティングができる選手ではないので、ここはバントではないでしょうか。
結果論ですが、次の古賀が左前ヒットでその打球をサンズがお手玉していました。
サンタナはホームに帰れず、1アウト2・3塁でこれまたバントができない小川がスクイズ失敗して
逸機でした。本当にこのシーズンオフに小川は徹底してバントの練習してもらいたい。
小川は8回2アウト満塁で清水にバトンタッチ、9回のマクガフも3者凡退と一応勝利の方程式は機能しました。
しかし先発が8回2アウトまで投げると後は楽です。
さてヤクルトは今日1日お休みで、10連戦に突入します。
どうなりますことやら。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています