大卒選手

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

今年もドラフト会議を経てルーキーたちの入団が決まりました。
育成も含め6人の選手が入団したわけですが、1位の山下投手は法政大学、2位の丸山外野手は明治大学、
3位の柴田投手は日体大から社会人を経ての入団です。

近年のヤクルト入団選手では高卒選手のブレークが目立っています。
山田内野手・村上内野手・奥川投手・高橋投手・中村捕手。

過去5年の大卒入団選手でブレークしたのは2018年ドラ1の清水投手(国学院大学)くらいで、
あとは2017年ドラ4の塩見外野手(帝京大から社会人経由)くらいでしょうか。
大卒選手は即戦力として指名されているわけですが、ヤクルトではなかなかレギュラーとか
ローテーションに入るような選手が出てきていません。
もう少し前の入団では13年ドラ2の西浦内野手(法政大)・15年ドラ1の原樹理投手(東洋大)・
ドラ5山崎外野手(日大)とみなさんあと一歩伸び悩んでいます。

今年のレギュラークラスでいけば忘れてならない03年ドラ4の青木外野手(早稲田大)・
12年ドラ1の石山投手(東北福祉大から社会人経由)・ドラ2の小川投手(創価大)・
01年自由枠の石川投手(青学大)が大卒で頑張っています。

高卒と大卒の違いは何でしょうか。
何度も言ってますが、一応大卒選手は即戦力ということで、奥川投手のようなドラ1で複数球団が競合するような
場合を除き、契約金や年俸ではっきり差が付けられます。
プロに入ってファームなりで鍛えられる4年と大学で野球をやる4年とではやはりプロの4年の方が厳しいものが
あるはずです。従って一般的にはプロで4年鍛えられた高卒選手の方が大卒のルーキーより力は上回るはずですが、
必ずしもそうとはなりません。その理由は高卒選手が原石であるためです。従ってプロで磨いてみないと
ダイヤモンドなのか実はただの石だったのかわからないことがあるわけです。
これは誰とは言いませんが、複数球団の1位指名が競合するような高校ビッグ2とかなんとかと言われるような
高校生スター選手も同じです。
それに比べれば大卒選手は一応即戦力と言われるくらいですから、プロ入りしてすぐ活躍できるはずです。
これも誰とは言いませんが、大卒の即戦力と言われながら低迷しているドラフト上位指名選手もいくらでもいます。

村上選手や奥川投手のようにプロ入り2年目でがんがん働ける高卒選手はレアケースです。
しかし通算の安打数や勝利数のように積み上げの記録では一般的には4年多くプロでやれる高卒選手の方が
有利なはずです。
極論を言うと大卒選手は高校時代にはドラフトで指名されるほどプロのアンテナにかからなかった遅咲きと
言えるかもしれません。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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