山口俊投手

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

昨年ポスティングシステムを使って米メジャーのブルージェイズに移籍した山口俊投手ですが、
昨年はコロナの影響での試合減もあり、17登板で2勝4敗1Hととほほな成績に終わりました。
オフには自由契約になり、巨人に出戻るという観測記事もありましたが、日ハムの在原投手も獲得した
レンジャーズ他が先発投手不足のため、獲得を検討しているとのことです。
もともと山口投手は2年635万ドルでブルージェイズと契約していたため、今年の年棒3百万ドル強は
ブルージェイズが負担するので、余計人気を集めているようです。
面白いですね。ブルージェイズは3億円(3百万ドル)を捨てるようなものです。
頑張ってポスティングで山口投手を取って2年契約して、それが1年目はうまく機能しなくても
3億円捨てるでしょうか。しかもメジャーの他球団に行けば言い方は悪いですが
「泥棒に追い銭」みたいなものではないのでしょうか。
日本ではなかなかこんなことは起こりません。巨人がよくFAで取った選手と長期契約して、
その選手が働かなくても、契約期間中はずっと球団に囲って、高額な年棒を払い続けています。
どうもよくわからんメジャーの仕組みです。何かあるのかもしれません。
メジャーの契約では何試合使う事とかいろいろと細かい取り決めを選手と球団で決めることがあります。
日本でも年棒プラス出来高契約で、年棒分は固定ですが、ある一定以上の勝ち星を挙げたり
打率を上げたりするといくらかのいわゆるボーナスが出るという契約です。
メジャー契約の場合これが労使双方の縛りとなり、例えば山口投手の場合球団は3億円払いますが、
何試合以上は出場選手登録するとかいう縛りがあって、それがチームの足かせになるので、
3億円捨てても山口投手を切る、なんてことがあったのでしょうか。

さてその山口投手ですが、2005年に高校生ドラフト1位でベイスターズに入団、
入団3年目から抑えに転向111セーブ、25Hをベイスターズでは挙げています。
2014年から先発に再転向、2018年にはそれまでのキャリアハイになる11勝5敗、5完投3完封、2.86の
好成績を持ってFAで巨人に移籍しました。
巨人の1年目は怪我もあり、4試合1勝1敗に終わりましたが、2年目はギアを上げ9勝9敗、1S、1H。
2019年にはエース菅野を上回る15勝4敗(最多勝)を挙げ、ポスティングとなりました。

この投手意図しているわけではないのでしょうが、FAやポスティングの年にキャリアハイとなる好成績を
挙げ、移籍した1年目はとほほな成績で終わっています。
ある意味自分を高く売る戦略に長けているというか、本当に不思議な投手です。

この山口投手今年は他のメジャーチームに移るのか、巨人に里帰りするのか、興味深いところです。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています




6

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。