崖っぷちの男たち 野手編
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
昨日はシーズン前の時期に「崖っぷち」などと過激な表現で、危機状態にある投手を網羅しました。
今シーズンある程度の活躍ができないと、シーズンオフには引退・自由契約になりかねない、
プロの世界は厳しいものがあります。崩れてきたとはいえ、まだ終身雇用制のなごりのある
サラリーマンは薄給とはいえ、まだ幸せかもしれません。
それでは今日は「崖っぷち」の野手を見てみましょう。
まずは川端慎吾内野手です。ついこの間華麗なバットコントロールで首位打者を取った気がしますが、
そこが頂点でした、ボールをカットする技術は一級品でしたが、それが腰にダメージを与えたようです。
ヘルニアが手術をしても治らず、今年になって再度手術をしたようですが、どうでしょう。
復活なるかです。このまま引退もありえます。
次は坂口智隆外野手です。オリックスで2011年に最多安打賞を取った安打製造機ですが、
故障から出場が減り自由契約となりましたが、2016年ヤクルト入りするや、ヤクルト再生工場の
面目躍如、毎年150安打以上をたたき出し、切り込み隊長の役割を果たしましたが、
昨年シーズン当初にデッドボールで指を骨折、昨年はその痛手から立ち直ることはできませんでした。
35歳という年齢と、再生工場の選手には迎えるときは暖かいが、ちょっとダメになるとさっさと首を切るヤクルトの体質から言って、今年ある程度復活できないと厳しい選手です。
一塁のポジションは昨年村上に奪われましたが、村上はサードも兼任しそうですし、外野はバレンティンが抜け一つ空いています。
西浦内野手です。昨年は再度の故障でほぼシーズンを棒に振りました。
守備力には定評があり、打撃もパンチ力はありますが、なんといっても低打率です。
しかもヤクルトはエスコバーを獲得しました。復活を期す西浦にとって踏んだり蹴ったり状態です。
エスコバーは年齢から言ってフル出場は無理ですが、ショートのサブと、廣岡・奥村・大田等、更に
村上も加え熾烈なサードポジション争いが待っています。
次の崖っぷちは嶋基宏と中村悠平の両捕手です。
天井にぶつかっているような中村選手に対し、球団はあえて嶋捕手を獲得しました。
嶋捕手も昨年はほとんど出場機会が与えられず、盗塁阻止率もさんざんでした。
嶋捕手に対しては若手投手や捕手の育成というある意味コーチ的な役割も期待されているようですが、
若手も松本直樹や古賀捕手が出てきています。
中村捕手も年棒が高い(9千万)こともあり、このポジション争いに勝てないと、本当に居場所がなくなります。
あとは上田剛史外野手・藤井亮太内野手・井野卓捕手あたりもベテランの使い勝手のよい選手ですが、
若手が台頭してきています。おちおちはしてられません。
昨日・今日とリストアップした選手たち、できれば再度輝きを取り戻したり、ブレークしたりして
今シーズンのヤクルト自身の再生の大きな力になってほしいものです。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています
藤井選手は荒木同様ユーティリティーで使い勝手が良い選手なんですけどね。
もっと打てればね。
ヤクルトファン様
コメントありがとうございます。
藤井選手は私は好きな選手です。もともとは捕手でしたが、相川捕手や中村捕手との争いに勝てず、
サード、更に外野も守るようになりました。
現役ドラフトの他球団から狙われるターゲットになりそうです。
ヤクルトけんちゃん