年棒更改

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

何度も書いていますが、プロ野球選手は個人事業主です。
日本プロ野球機構とかヤクルトに属していて、所属球団から年棒という形で給料をもらいますが、
所得税の分野ではあくまで個人事業主です。
例えばある個人の不動産屋さんが住友不動産の店舗と歩合制の契約を結ぶのと似ています。
その不動産屋さんは自分の成果に応じてその何割かを住友不動産から受け取りますが、
あくまで彼の成果次第です。
契約が0の時は収入0もあるでしょう。稼ぐ人は青天井の歩合を取ります。
彼の成果が上がらなかったり、住友不動産(すみませんこれは例です。住友不動産には何の恨みもありません)の幹部から嫌われると
明日首になることもあります。
そこが終身雇用制の一般サラリーマンとの大きな違いです。
プロ野球選手は過去の実績プラス今年の成績で来年1年の収入が決まります。
最近はプラス出来高というのが増えてきました。年棒は低く抑えて、来年も頑張れば(打率とか勝ち星・防御率・登板数とか
いろいろな握りがあります)もっとボーナスあげるよという、馬に人参的な、選手を甘やかさない優れたシステムです。
逆に悪いシステムは複数年契約です。これは球団と選手の力関係で、特にFA選手に対して使われますが、「俺が欲しければ
複数年の雇用と年棒を保証しろ」という選手上位のシステムで、特に外国人選手にこれをやると、翌年は「あそこが痛い」
「ここが痛い」でほぼお休み状態になり、契約最終年にまた頑張るという悪いパターンがままあります。

ヤクルトの年棒更改が続いていますが、青木選手は来年が3年契約の3年目ということで、ほぼほぼ現状維持、
川端選手はこれからですが、3年の複数年契約が終わり、今年の成績も振るわず、若手の台頭もあり、厳しい数字が予想されます。
また山田哲人選手は来年FA権取得ということで、、球団としては引き留め策に、年棒アッププラス複数年を提示するんでしょうが、
山田選手は複数年は受けないでしょうな。今年の広島菊池選手とDeNA筒香選手の決着プラス来年活躍できるかによって、山田選手の心は
揺れ動くと思います。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



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