森捕手WBCを辞退
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
西武からオリックスにFAで移籍した森捕手がWBCのメンバー入りを辞退したという報道がありました。
オリックスに入団したばかりの森捕手は主戦捕手としてオリックス投手陣とのコミュニケーションを開幕までにしっかりと固めねばならず、その責任感からの辞退です。
WBCのメンバーに入ると2月の強化合宿からうまくいけば(下手をすると?)3月21日の決勝まで拘束されることになります。
特に決勝ラウンドは米国東海岸のマイアミで行われるわけで、米メジャーから参加する大谷・ダルビッシュ・鈴木誠也はまだしも開幕直前の日本に十数時間かけて戻り、時差を修正して、もっと大きいのはWBCでは米メジャーの公認球をずっと使っており、特に投手は急遽NBCの公認球にアジャストしなければならないわけで、これは大変です。
ヤクルトの高橋投手もWBCメンバー候補にピックアップされているそうですが、高橋投手はヤクルト開幕投手候補でもあります。大丈夫でしょうか。
村上選手は今やNPBを代表する選手になってしまったので、出場せざるを得ないのでしょうが、もう一人心配なのが代表に決まった山田哲人選手です。
山田選手はWBCやオリンピックのような国際大会になると大活躍する「お祭り男」ですが、以前にも開幕前の国際大会で活躍した後シーズンインししばらく不調が続いたことがあります。
特に昨年山田選手はどこが悪かったのかキャリアで最低に近い成績で終わり、今シーズンに復活をかける大事な年です。
そんな時に「国際試合は山田選手」なんて栗山監督におだてられてWBCにがっつり拘束されて大丈夫でしょうか。今更撤回はできないでしょうから、WBCから公式戦への山田選手のパフォーマンスを見守りたいと思います。
阪神の藤波投手がポスティング期限(1月15日)ぎりぎりにオークランドアスレティックスに入団が決まりました。
1年契約で年俸$325万(約4.2億円)+出来高$100万です。
藤浪投手の今年の年俸が4900万円ですからほぼ10倍になりました。
アスレティックスは昨年はリーグの最下位で終わり先発の駒も足りず、メジャーでは先発投手にこだわっていた藤浪投手と互いの要望が合致したということでしょうか。
それにしても吉田正尚選手や千賀投手の米メジャー移籍は素早く決まりましたが、
藤波投手は手こずりました。
吉田選手や千賀投手がバリバリの成績を引っ提げてメジャー挑戦したのに比べ、
藤波投手は大谷投手と同期で2012年のドラフトでは2トップの人気で阪神に入団、当初3年間は二けた勝利を挙げていましたが4年目からはコントロールの悪さが拍車をかけ成績は急降下、2019年は1試合の登板に終わり、2020年からは中継ぎ兼任となり、
昨年は少し復活、16登板、10先発で3勝5敗、3.38でした。
この成績での米メジャー挑戦でした。
今年の吉田選手と千賀投手の活躍ももちろん、この藤浪投手の動向も注視したいものです。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています