男VS女

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

ちょっと刺激的なタイトルにしてみました。
というのは、先週末に柔道の日本選手権が行われました。
これは今の時代に逆行するというか、現在の体重別で行われている柔道の体重の境をなくし、
誰でも参加できるので、とにかく日本で一番強い柔道選手を決定するという、
「柔よく剛を制す」という加納治五郎先生の教えに則った大会です。
一般的に体重が重い選手ほど有利になるわけですが、そこが柔道です。
過去には最重量級ではない選手が度々日本一になっています。
土曜に行われた男子の部では最重量級の一つ下の羽賀選手が優勝しました。
日曜に行われた女子の部ではこちらは最重量級の冨田選手が優勝しました。
男子では原沢選手やウルフ・アーロン選手、女子では素根選手と言う現在の第一人者が
欠場の中での大会なので、本当に日本一?というところはありますが、これは本日の主題ではありません。

興業?的に日曜がメインイベント、土曜がセミファイナルというところがあり、
柔道はやはり男子がメインの競技なので、女子の大会が日曜に行われたことで???と思ったわけです。
同様なことは同じ週末に行われた全日本フィギュアでも土曜に男子のフリー演技が行われ、
日曜が女子でした。フィギュアの場合はこれは慣例的に男子フリーからの女子フリーとなっており、
やはりこの競技は華やかな女子の演技がメインと言うところがあります。
一時羽生結弦が大フィーバーしていた時に、男子が後ろに来たことはありますが、基本女子が後です。
もっともこのフィギュアスケートと言うのは優勝者が土曜までに決まり、日曜はエキシビションマッチ
という極めてショー的な要素の強い催しが行われるというかなりエンターテインメントに偏った
競技です。
ということで柔道の女子が日曜に行われたことは謎です。私が理由を知らないだけかもしれません。

前述の柔道にせよフィギュアスケートにせよ男子と女子の力量の差は圧倒的です。
プロ野球でも女子の部では川端選手の妹や欽ちゃん軍団の選手が在籍していたはいえ、NPBとの力の差は圧倒的です。
漫画の中では「野球狂の詩」に登場する水原勇気が男子プロ野球選手をきりきり舞いさせるなんてシーンも
ありましたが、あれはあくまでフィクションです。
そうやって各種競技を見渡して女子が男子に伍していけるものはないかと、、、ありませんな。
昔米国の女子ゴルフのミッシェル・ウィーという韓国系アメリカ人の女子ゴルファーが男子のトーナメントに
挑戦して(本人は自信があったのでしょう)散々な成績に終わったことがあります。
ことほど左様に男子と女子では筋力の違いが大きく、トップアスリート同士が戦えば女子にはまず
勝ち目はありません。
プロレスにはミックストマッチと言って男女混合で行う試合もありますが、これはあくまでショーです。

ということで基本男が絶対優位と考えられるスポーツ界ですが、人間の世界から目を転じるとありました。
JRA競馬の有馬記念で優勝したクロノジェネシスは牝馬です。
先日のジャパンカップ優勝のアーモンドアイ、更に3位のデアリングダクトも牝馬でした。
競馬業界でも長らく牡馬がメインで、だからこそ牝馬限定のレースがいくつもあるわけです。
さつき賞・ダービー・菊花賞に対して牝馬のレース桜花賞・オークス・秋華賞が雌馬3冠と言われるわけです。
また競走馬の血統を見る上でもその父親が誰かがメインポイントで母馬よりもその母親の上の父親が誰かが
需要視されていたわけですが、こうなると血統上でも母の血ということも侮れないことになります。
この点では私も最近の競馬状況には詳しくないので間違っているかもしれません。
(私の知識はハイセーコーまでです)
しかし、上記の牝馬は能力的に完全に牡馬を圧倒しているわけです。

上記ゴルフのミシェル・ウィーも身長は185CMもありこの点では男子に引けをとってはいなかったのですが、
柔道選手権でも女子で身長180CMという選手もいました。
しかし競走馬の世界と違い、女子アスリートが男子を上回るのはなかなかハードルが高そうです。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています




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