藤浪はメッツ
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
日本人大リーガーで最後になりましたがオリオールズからFAした藤浪投手がニューヨークメッツと契約しました。
これでメッツは藤浪投手と千賀投手の2日本人選手体制となります。ドジャースが大谷と山本由伸、鈴木誠也と今永がカブス、というわけで今年は複数の日本人選手が在籍するメジャー球団が3チームになりました。
藤浪投手の契約は335万ドル+出来高が85万ドルです。藤浪投手が最初に契約したアスレチックスとの年俸が325万ドルですから出来高は別としてほぼ同レベルの契約です。
藤浪投手は2012年にドラ1で阪神入り。この年のドラフトでは藤浪投手が一番人気で4球団の指名が競合。東浜巨が3球団競合でソフトバンク。菅野は巨人、大谷は日ハムの単独指名でした。ヤクルトは藤浪を外して外れ1位に石山です。
藤浪投手はNPBの10年間で57勝54敗、11H、3.14。入団当初の3年間は二けた勝利を挙げましたがその後はイプスを発症したりして尻つぼみで、渡米直前の22年には16登板で3勝5敗、3.38とNPBでも並の成績でした。22年の藤浪投手の阪神での年俸は49百万円と推定されます。
藤浪投手のメジャーでの年俸を円換算すると現在かなり円安になっているため、調整のため1ドル=100円で計算すると、メッツの藤浪投手の年俸は3億35百万円となります。阪神の最後の年俸のおよそ7倍です。
この藤浪投手の年俸円換算の3億35百万円は今年のNPBのどのくらいのレベルかというと9位が巨人の菅野投手とオリックスの森捕手の4億円で11位が阪神の近本選手の3.2億円ですから、NPBでは10位の年俸ランクに匹敵するわけです。
この藤浪投手は昨年アスレチックスで34登板、7先発、5勝8敗、3H、8.50。シーズン中にトレードで移籍したオリオールズでは30登板、2勝0敗、2S、2H、4.85ですから、散々だったアスレチックス時代よりオリオールズでは多少改善したとはいえ5点近い防御率でのトホホだったわけです。
このようなレベルの藤浪投手でさえ日本だったら年俸ランキングでベスト10に入りそうなくらいMLBでは貰えるというわけです。ましてや大谷・山本由伸ともなればあのような驚くべき年俸をMLB球団はポンと?支払うわけです。
これではNPBの選手の皆さんが勘違いしてMLBに行きたいと言い出すのも無理はありません。
ヤクルトでは村上選手はともかく、田口投手までどこまで本気かわかりませんがMLBに行きたいなんて言い始めています。
今年塩見選手がトリプルスリーを達成したらいじられキャラの塩見選手はギャグで?MLBに行きたいと言い出すかもしれません。
上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています
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