なんでルーキーに? 7月10日ヤクルトー広島

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

昨日の広島戦、ヤクルト打線は広島のドラ3ルーキー大道にひねられました。
(7.0回、2安打、1四球、無得点)

9回はドラ2ルーキー森浦に3者凡退のとほほで、完封負けです。
1番塩見・2番青木・3番山田・4番村上が4タコの4連荘です。これでは勝てるわけがありません。

投げる方ではコロナ小川の代役で急遽先発の原樹理が迫力の無い投球で、3.2回を2失点の挙句、
広島上本に危険球で退場の格好悪さです。

その原樹理は2015年のドラフトで当時の真中監督が歴史に残る大チョンボをしでかした(1位指名の明治大学
高山外野手を阪神と争い、真中氏が当たりくじと勘違い先に万歳して大恥をかいた事件)時の外れ1位です。

広島の今年のルーキーではドラ1の栗林が32登板、0勝1敗、17セーブ、0.57、クローザーとして大活躍していることは
周知の事実ですが、ドラ2の森浦は中継ぎで25登板、2勝3敗、6ホールド、4.57。
そしてドラ3の大道が22登板、5先発で1QS、4勝2敗、3ホールド、4.11です。
ある意味広島の既存の投手陣の層が薄いため、ルーキーをどんどん使わざるを得ないということもあるかもしれません。
しかし投手陣の層が薄いことではヤクルトも人後に落ちません。
そのヤクルトで即戦力という名目で入団したドラ1木澤とドラ2山野はイースタンに沈没したままです。
木澤は13登板で34.2回を投げ5.71、山野に至っては1度間違って1軍で先発し散々な出来で、イースタンでも
これまで1試合4回を投げ4.50だけですから、故障したのかもしれません。
かようにヤクルトのドラフトにおける目利きが悪いのか、その後の育成がなっていないのか、特にヤクルトでは
生え抜きの投手が育ちません。
昔のヤクルトは金田正一は別格としても歴史に名を遺す名投手を輩出していたのから見ると今は昔です。

再三言っていますが、2012年のドラ1で石山、ドラ2で小川を取って以来(それ以前では投手では2001年自由枠
(ドラ1のようなもの)で入団の石川しか残っていません)ドラフト(特に投手面では)失敗に次ぐ失敗で、
残っていてまずまずなのが、2015年ドラ1原樹理、ドラ3高橋、2016年ドラ3梅野、2018年ドラ1清水、2019年ドラ1奥川
位でしょうか、特に先発に人を得ていないのがよくわかります。
即戦力入団のはずの大卒ドラ1がそもそも外れ1位なので小粒になるのは仕方ないとして(昨年ドラフトでは早大早川の
外れ1位が慶大木澤)、そもそも1位くじを引き当てたのが過去10年で2016年の寺島(これは単独指名)
と2019年の奥川だけですから、話しになりません。
確かにヤクルトは山田哲人や村上のように外れ1位が大化けする例もありますが、それもこの二人だけで、
しかも野手です。
ヤクルトも一時は2005年村中、2006年増渕、2007年佐藤由規、2008年赤川と高卒ドラ1カルテットなんて肩で風を切っていた
時代もあったのですが、それも昔です。

例えば広島の森浦や大道はドラ2ドラ3なので、ヤクルトが取ろうと思えば取れたわけですが、果たして彼らがヤクルトに来て
同様の活躍ができたかはわかりません。
広島は伝統的に大卒(社会人)のルーキーが大活躍する土壌があるようです。
尾花2軍投手チーフコーチの手腕が問われます。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



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