スーパーボウル

おはようございます。 ヤクルトけんちゃんです。

一昨日スーパーボウルが行われました。米国では年に一度の大イベントです。
視聴率も毎回50%近く稼ぎ、日本でいえば紅白歌合戦みたいなものです。(あっ、紅白は昔ほどのパワーはなくなりました)CM料も30秒で億単位と何もかも桁外れています。

私は留学先がワシントンDCだった縁で、以来40年ワシントン・レッド・スキンズを応援しています。
一時はスーパーボウルを制するなど強かったのですが、最近は今一です。
もともと早稲田出身なので、ラグビーファンでもあったのですが、アメリカンフットボールを見て、その力強さに圧倒されました。中世の騎士のような防具を付け、渾身の力でぶつかり合う姿、ゲームが短く区切られ、野球のように攻撃側と守備側が分かれ、非常にわかりやすいルールで、私の好みにぴったりと来たのでした。
米国滞在時は野球よりもアメリカンフットボールをより応援したものでした。
その後、勤務地がニューヨーク・サンフランシスコ・ロスアンゼルスと変わりましたが、レッドスキンズ愛は変わりませんでした。ちなみにレッドスキンズというチーム名はアメリカ原住民(いわゆるインディアンの肌の色から来ています)
こんな名前を今つけたらあっという間に差別運動がおきるんでしょうが、90年近く続く名前なので、アメリカ人の中に溶け込んでいるのでしょう。

今年のスーパーボウルはニューイングランド・ペイトリオッツ対ロスアンゼルス・ラムズでした。
ハーフタイム時点で3-0とまれに見る低得点で、結局13-3でペイトリオッツが勝利しましたが、アメリカンフットボールの華であるタッチダウンがペイトリオッツの1回のみと、盛り上がりに欠ける試合でした。

ちょっと検証してみましょう。
ペイトリオッツの今シーズンは11勝5敗でAFC東リーグの1位からスーパーボールに勝ち上がりました。
ラムズはNFCの西リーグから13勝3敗からの勝ち上がりです。
この数字を見るとわかりますように、アメリカンフットボールのレギュラーシーズンは16試合しかないのにも関わらず、優勝チームでさえ、勝ったり負けたりです。この点は野球に似ていますが、野球のようにその試合の先発投手の出来によって大きく試合が左右されるのとは違い、メンバーほぼ固定ですから、大学ラグビーのように、優勝するようなチームは当然全勝で、と言うわけにはいかないところが、アメリカンフットボールの面白さです。

16試合でペイトリオッツの得失点は436-325、ラムズは527-384で、両チームともAFC、NFCにおいて得点は最高でしたが、失点は最低ではありませんでした。前半戦の点の入らなさから、両チームともディフェンスが強いチームかと思いきや、上記の得失点を見ると、オフェンスのチームのようです。

次にホーム及びアウェイでの結果は
ペイトリオッツ ホーム 8勝-0敗 アウェイ3勝ー5敗
ラムズ         7-1       6-2
ペイトリオッツのホームでの圧倒的な強さ、とアウェイでの弱さが際立ちます。
ラムズはホーム・アウェイともに強さが目立ちます。

ということで第53回スーパーボウルはちょっと盛り上がるに欠ける展開でした。後半にやっとタッチダウンも出て、ラムズも何とか得点して、少しエキサイティングでした。

ハーフタイムショウはマルーン5でした。国家斉唱はグラディス・ナイトでした。私のようなおじさんにはディスコテック全盛時のグラディス・ナイト&ザ・ピップスを思い出し、懐かしかった!

カウントダウン: ヤクルト オープン戦スタートまで18日

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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