ディフェンディングチャンピオン

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
先週末女子ゴルフの富士通レディースを見ていたところ、優勝争いに絡んでいた櫻井心那選手をアナウンサーが盛んに「ディフェンディングチャンピオン」と呼んでいました。確かに櫻井選手は2023年の同大会で優勝しています。
私がゴルフ中継でいつも違和感を覚えるのはこの「ディフェンディングチャンピオン」という呼称です。
今回櫻井選手は「ディフェンディングチャンピオン」として何か優遇されていたのでしょうか。当然スポンサーから招待されて、足代ホテル代くらいは出されていたかもしれません。出場権はやはり予選ラウンドを勝ち抜かなくてはいけないのでしょう。

将棋の藤井8冠もタイトルホルダーとはいえ、NPBのクライマックスシリーズのファイナルステージのように1勝の下駄を1位チームに与えられるわけではありません。
あくまで予選を勝ち抜いた対戦者とスクラッチの勝負になります。
従って藤井名人?(王座?)にはディフェンディングチャンピオンとしてのプラスのハンデはありません。
NPBで昨年優勝したチームにはその主催試合で球場にチャンピオンフラッグを掲げたり、選手の肩にチャンピオンワッペンを縫い付けたりしています。これはあくまでチャンピオンに対する名誉的なものです。

一番極端なのはボクシングやプロレスです。引き分けではタイトルはチャンピオンから移動しません。更に米国のプロレスの一部の団体ではではチャンピオンの反則負けはチャンピオンのタイトル防衛なんて摩訶不思議なルールがあったりします。特に売国のプロレスなんてショー化も極まっていますから、チャンピオンは形成が悪くなるとわざと両者リングアウトの引き分けに持ち込んだり、レフェリーに暴行を加えて反則負け防衛したりするという何ともな世界です。

前述しましたようにNPBで年間一位になると、クライマックスシリーズのファイナルステージの出場権(主催権)とともに1勝のハンデが1位チームに与えられます。ファイナルステージを勝ち抜くためには4勝する必要がありますが、ここで1勝のハンデというのは絶対的とは言えませんがないよりはまし、という程度です。
以上から世の中には多くの勝負事があり、それぞれにチャンピオンが生まれるわけですが、ディフェンディングチャンピオンとはいえ決して大したメリットは無いという結論でした。
さてNPBのCSもファイナルステージセリーグは巨人対DeNAパリーグはソフトバンク対日ハムに決まりました。今年のフィナーレを飾る戦いです。どんな結果が待ち受けているのでしょう。

Yahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

 

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