パーフェクト?

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

「パーフェクト」という言葉があります。「完全」という意味でプロ野球では「パーフェクトゲーム」(完全試合)といって、投手が1試合一人の打者も出さない、ということはもちろん失点もしないで試合を終える、ということです。最近では昨年ロッテの佐々木朗投手が達成しました。その前が1994年巨人の槙原投手以来ですから28年ぶりということになります。ノーヒットノーラン(無安打・無失点に抑えること。四死球やエラーでの出塁はOK)はほぼ毎年達成されているわけで、いかに完全試合が困難なことかということがわかります。

プロ野球の「パーフェクト」はそのような感じですが、他に「パーフェクト」といえばボウリングの「パーフェクトゲーム」があります。これは1ゲームの中で第1フレームから連続で12回ストライクを続けることによりそのゲームの得点が300点となることです。私のようなまるっきりの素人でもボウリングでストライクを出すことはできます。それを12回続けることはプロボウラーなら可能なのかなとも思います。実際矢島純一プロは72歳になるまでに30回公認試合でのパーフェクトを達成しています。プロ野球でのパーフェクトよりはハードルが低そうです。

他の競技ではパーフェクトという言い方はあまりないようです。ラグビーなどで相手を無得点に抑える試合はたまにありますが、「パーフェクト」とはいわないようです。

柔道のトーナメントで第1試合から決勝まですべて一本勝ちすれば形としてはパーフェクトです。

ゴルフではパー3のホールでホールインワン達成すればこれ以上のスコアは無いのでこれも形としてはパーフェクトです。パー4のホールでのホールインワン(すなわちアルバトロス)も記録及び可能性としてはあるかもしれません。しかしパー5でのホールインワンはどうでしょう。

体操やフィギュアスケートのような採点競技では当然理論値としての満点がありますが、満点(パーフェクト)が出てしまうと競技団体はあわててルール改定とか得点方式を変えて次回から満点が出ないようにしてしまいます。

陸上競技や水泳のように時間を争う競技では、理論的には例えば100Mを0.0秒で走ればパーフェクトで、アスリートは何とか0.0秒に自己のタイムを近づけようとするわけですが、SF映画でもない限り0.0秒が達成できるわけはありません。

将棋の藤井聰太氏は将棋の8大タイトルを総取りしてしまったわけで、これは「将棋タイトル界でのパーフェクト」です。

このように野球やボウリングは細かいところで「パーフェクトゲーム」という言葉が存在しますが、他の競技では「負けない」というところが「パーフェクト」を意味するのかと思います。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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