ピーターズ自由契約

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

2年連続4位に沈み、その責任を取って原大監督が退任した巨人は阿部新監督のもと複数トレードでソフトバンクから高橋礼投手・泉投手を獲得したと思ったら、オリックスから近藤投手を金銭トレードで獲得しました。巨人と阿部新監督の焦りがわかりますが、このような手を次々に打てる巨人の器の大きさをも感じます。

一方今年は散々な成績で中日とともにセリーグのお荷物球団と化したヤクルトはどこまで危機感を持っているのか、「2年連続でセリーグ制覇したから当分いいや」なんて思っているわけではないのでしょうが、、、
ドラフトでは恒例の1位競合くじ外しをし、11選手を戦力外とし、二軍で城石コーチを二軍ではあまり聞きませんが、ヘッドコーチ格に持ち上げ、尾花コーチを解任したので、替わりに正田樹氏を投手コーチに入れました。
事の良しあしは別にして、巨人がなりふり構わずチームを再建しようという姿勢は見えるわけです。それに比べてヤクルトは、、、

そこでピーターズの自由契約です。
今シーズン小川・サイスニードに次ぐ3番手投手として18先発で8QS、6勝5敗、3.22とヤクルト投手陣の中では貴重な戦力だったわけですが、9月2日の阪神戦登板を最後に登録抹消され、その後下半身のコンディション不良ということで、日本の医療機関が信用できないのか米国にセカンドオピニオンを求めに帰って、そのままだったようです。

ヤクルト球団とは交渉にならなかったようです。自由契約とはヤクルトがピーターズに対する一切の権利を放棄し「勝手にしてください」状態ということです。
なぜこんなことになったのか。
一番は米メジャーからおいしいお誘いがあったかも、ということです。ヤクルトのバーネット・マクガフ、阪神のスアレスのように日本でブレークすると、MLBも人材不足なので日本の年俸なんて問題にならないくらいの高額年俸でMLB球団からお誘いが来るわけです。

次に考えられるのはヤクルトに愛想を尽かしたということです。2年連続リーグ制覇のしかも強打のチームに入れたと思えば、今年は貧打で、ピーターズが好投したまに打撃陣が頑張って得点しリードをもって中継ぎに替わると中継ぎが打たれて逆転されたり。
エンジェルズの大谷選手と似たような気持ちかもしれません。大谷選手が投手としていくら頑張っても味方の打線の援護は少なく、リードをもってマウンドを降りても中継ぎ陣がボロボロ打たれて勝ちを消すなんてことが何度もあったわけで、FAとなった大谷選手がエンジェルズに残る可能性はそもそもほとんどなかったわけです。
大谷選手ほどではなく、また大谷選手ほど引っ張りだこ、というわけではないのでしょうが、もしかするとピーターズ投手も似たような心境になったのかもしれません。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。