ファーム14球団

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

報道でNPBがファームを現在の12球団から14球団に増やすための検討をしているとのことです。
具体的にはハヤテ・インベストメントから参加の話があり、ここは静岡にフランチャイズを置き、イースタンに入るということです。
現在イースタンが7チーム、ウエスタンが5チームということで、あと1チームウエスタンに入る球団ができれば、2024年のシーズンから
14球団でファームがスタートするという方針だそうです。
この新球団は現在の既成球団とフランチャイズが被らないこと、一軍が無いのでドラフトには参加しない(できない)こと、
現在30億円と言われるNPBの加入補償金が大きく減額される、等等ということです。
現在BCリーグがあり、NPBに入れなかった選手や、NPBを戦力外になった選手の受け皿になっていますが、
この新規ファームチームも更なる野球少年の可能性の一つになれば何よりです。

しかし実際の運用はどうなるのでしょうか。現在のファームチームは親球団があり、そこといわば一心同体というか、
親球団で支配下だが一軍枠から漏れた選手と育成選手をそのメンバーとし、割と自由に選手を融通させています。
ところがこの新チームには行ったり来たり出来る親球団がなく、いったん入るとどうなるのでしょうか。
NPBという組織の一員となったので、社会人野球の選手やBCリーグの選手のようにドラフトで指名されることは
ないわけで、そこに優れた選手がいればトレードなどで移籍されることになるのでしょうか。
またドラフトに参加できないということは、どうやって選手を集めるのでしょうか。
とかいろいろと疑問は湧いてきますが、いずれにせよNPBが今年の現役ドラフトもそうですが新しい試みを
行うことは大賛成です。

それにしてもNPBが12球団から16球団に増やす話は消えてなくなったのでしょうか。
当時はその前身となる沖縄の球団もでき、あとは四国・新潟・静岡?で計4球団を新設、4リーグ制にするなんて
夢のある話でしたが、コロナと共にどこかへ行ってしまいました。
4リーグ制(または2リーグ、4サブリーグ制)にすればクライマックスシリーズなんかも各リーグの
1位が準決勝を行い、勝利チーム同士で日本シリーズという形になり、今年の阪神のように負け越したけど
3位なのでクライマックスシリーズに出場、うまく行けば日本一も可能性としてはあった、なんておかしな
現象は起きなくなります。
しかし現在のように日本経済が沈下を続けている状態では、莫大な資本投下が必要な新球団設立なんて
話は出てきそうもありません。せめてファームチームを増やすところから始めて、日本のプロ野球界に
活力を与えていただきたいものです。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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