ヤクルトここまでの寸評(5月10日現在)
おはようございます、ヤクルトけんちゃんです。
前置きが長くなりましたが、本日の記事です。次ページへ›
この間、開幕したと思ったら、一昨日(5月8日)で13カード36試合終わりました。
既にシーズンの4分の1が経過したことになります。
ここまでヤクルトは19勝15敗2分け、首位の巨人とは2ゲーム差の2位です。
チーム成績では打率は .247 セリーグで3位、 本塁打数は43本で2位、盗塁は14で5位、防御率は 3.99 で5位。
上記数字は決してすごい!というものではありません。
本塁打は村上・山田・バレンティンの3人で25本ですから、チームのホームランの6割を3人で打っています。
盗塁に至っては山田が10盗塁で、チーム盗塁の7割が山田一人です。
首位の巨人から最下位のDeNAまで9ゲーム差ですから、それほど大きく離れてはいません。
そのような中で4試合勝ち越している要因は、セリーグ1位の得点力(179得点)です。
逆に失点は156失点でDeNAと並んで最下位です。
首位の巨人が168得点121失点(差は47点)に比べヤクルトの得失点差は23点です。
これを1試合当たりで見ると、
巨人が 5.09(得点/試合)-3.67(失点/試合)
ヤクルトは4.97-4.33 です。
得点力はそれほど変わりませんが、失点力と言うか、投手力が大きく違うことがわかります。
これはチーム防御率、巨人 3.39, ヤクルト 3.99 にも表れています。
巨人は圧倒的な得点力で大量得点し、投手陣が少ない失点で勝利するという、王道の戦いぶりです。
ヤクルトは打撃陣の大量得点を投手陣が食いつぶし、食いつぶされる前に何とか中継ぎ陣で
逃げ切るという勝ちパターンにも表れています。
以上のような統計上の比較はともかく、巨人首位、ヤクルト2位の大きな原因は対阪神戦です。
ヤクルトー巨人は3勝3敗の5分です。
他チームとの対戦成績もそれほど違わないのですが、対阪神戦だけは
巨人6勝0敗
ヤクルト3勝4敗2分け です。
実はここに2ゲーム差のマジックがありました。
対阪神戦で、ヤクルトは巨人に3.5ゲーム差をつけられているのです。
対阪神戦でヤクルトは9試合で31得点36失点(1試合当たり3.44 -4.00)
巨人は6試合で42得点11失点(7.00 -1.83)と驚くような事実がわかります。
巨人の打撃陣が阪神投手陣を打ち砕き、巨人投手陣は阪神打撃陣を完璧に近い状態に抑えています。
ヤクルト優勝へのポイントは案外阪神対策かもしれません。
本日からは巨人との首位攻防戦です。3連勝で1位奪取の可能性もあります。
ヤクルトは小川・高梨・スアレスの登板でしょうか。
巨人はヤングマン・メルセデス・山口又は中5日でヤングマン・山口・菅野でしょうか。
楽しみです。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています