レベルが違う クライマックスシリーズ第1戦 11月14日

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

一昨日はソフトバンク対ロッテのクライマックスシリーズ第1戦が行われました。
普段は余りパリーグの試合は見ないので、一昨日はじっくりと拝見させていただきました。

ソフトバンクは絶対エースの千賀投手が先発。
ロッテは昨年楽天からFAし、ヤクルトのヤ戦病院状態を嫌ってロッテに移籍した美馬投手が先発。
美馬は今シーズン10勝4敗でしたが、ソフトバンクには5勝1敗 2.70とソフトバンクキラーです。

その中でもロッテは若手スター候補を先発に入れて若さをアピールでした。
2番の藤原恭大は2018年ドラフト1位、大阪桐蔭高からのプロ2年目。20歳
今年は105打席 .260 、3本塁打、10打点でしたが、来年以降期待の星の一人です。

7番の安田尚憲は17年のドラフト1位、ヤクルト村上の同期です。
履正社高卒。
今年は堂々のレギュラーで、460打席、.221、6本塁打32打点でしたが、この安田が大きな仕事を
しました。2回に千賀から2ランホームランを放ち、先制の2打点でした。

片やソフトバンクの3番、山田哲人のライバル柳田は初回に技ありの左前安打、4回にはさすがの豪快な
本塁打を放ち、猛打賞でした。

私が感銘を受けたのは8回同点でソフトバンクの攻撃、2アウト満塁で打者甲斐がぼてぼての遊ゴロ、
甲斐は懸命に走り、最後はヘッドスライディングで内野安打にし、この間に決勝の4点目が入りました。
私は今年何回も苦言を呈しました。ヤクルトの打者は凡打すると全力疾走しない選手が多く見受けられます。
特に塩見選手などは足で売っているのに、ぼてぼてのゴロを放つと、何を格好つけているのか、
がっくりポーズをしてから、やおら走り始めます。
ぼてぼてのゴロこそチャンスです。野手が焦ってエラーすることもあり、飛んだコースがよければ、
今回の甲斐のように内野安打になることもあります。
昨年の宮本Hコーチ時代には「走れ、走れ」でやっていたのが、鬼コーチが去った途端、元の木阿弥、
だらだらヤクルトになってしまいました。それでも打ち勝てるチームならまだしもダントツの最下位の
一因は貧打線にあったのにです。

ソフトバンクといえば柳田や外国人選手に代表される豪快な打線を想像しますが、今回の1点を取りに行く
執念が絶対王者の地位を不動のものにしている一因でしょう。
ソフトバンクは豊富な資金力で選手をかき集めるイメージがありますが、三軍制を敷き、
多くの選手が在籍するということは、チーム内で猛烈な席取り競争があるということです。
そんな中で山中投手や山田大樹投手、長谷川投手が出番がなく、ヤクルトにやってきたという事です。

ヤクルトも来期は伊藤智仁一軍投手コーチと尾花二軍投手コーチが就任し、どこまで投手陣を
レベルアップできるか。
本当は是非、宮本慎也氏に戻っていただき、たるんだ選手たちを鍛え直していただきたいのですが。
無理でしょうね。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています




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2件のコメント

  • ヤクルトの選手はクライマックスを見て勉強して欲しいですね。

    • ヤクルトファン様

      コメントありがとうございます。
      確かにクライマックスシリーズ、更に日本シリーズと、ダントツに強かったチームは
      どこが去年・今年のヤクルトと違うのか、監督・コーチも含めよく勉強してほしいものです。
      フェニックスリーグに行っている選手は除き、シーズン終わったのでゴルフ三昧なんてことは
      ないと信じたいのですが。
      ヤクルトけんちゃん

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