優勝とタイトルの行方?

おはようございます。 ヤクルトけんちゃんです。

ヤクルトは地獄の10連戦を7勝3分けという驚くような成績で走り抜け、首位をキープしました。

一方巨人は阪神に敗れ自力優勝の可能性が無くなったという報道がありました。
これは巨人が残り21試合に全勝しても、阪神が巨人に3敗する以外すべて勝てば、勝率で阪神が巨人を上回り、
すなわち巨人の優勝は他力本願(阪神が巨人戦以外にも負けてくれないと巨人は優勝できない)というわけです。

同じことはヤクルトと巨人の間にも言えます。
巨人が残り21試合に全勝すると78勝48敗17分けで勝率.619
ヤクルトは巨人戦が6試合残っているので、これに全敗し、しかし他チームとの対戦に全勝すると、
79勝48敗16分けで勝率は.622でこれまた巨人はヤクルトに対しても自力優勝の可能性が無くなった
ということになります。
シーズン終盤になるとよく、「優勝の可能性が無くなった」とか「クライマックスシリーズ出場の
可能性が無くなった」とかいう報道が盛んになされます。
しかしこれはあくまで数字の遊び、単なる可能性の問題で、実際にヤクルトが巨人に残り6試合全敗するとか、
巨人が残り21試合に全勝するなんて、可能性0ではありませんが、ほぼありえない想定です。
お互い残り20試合以上あるわけで、この先まだ一山も二山もあると考えた方が野球を楽しめます。

さて続いての可能性の話です。
昨日のヤクルトー中日戦を見ていたら、観客が「村上三冠王」なんてボードを出していました。
今年のヤクルトは現在首位にいるわけで、優勝の可能性は高い、と言えます。
翻って個人タイトルはどうでしょう。
新人王は無理です。(元山では)
防御率はそもそも規定回数に達していない(小川が117試合で107回)ので、そもそも土俵に上がれません。
ハーラーダービーも小川の8勝に対しトップは巨人高橋の11勝ですからまず無理です。
セーブも阪神スアレスの34セーブに対しマクガフの23セーブで、これも無理です。
唯一投手部門では昨年に引き続き清水が41HPで2位が阪神の岩崎の34HPですから、これは行けそうです。(最優秀中継ぎ)

続いて打者部門ですが盗塁は1位阪神中野の24盗塁、2位近本の22盗塁で3位が塩見の20盗塁です。
ちょっと差がありますし、塩見はサイクルヒットや長打が出だして一生懸命盗塁するという姿勢が
なくなってきたので、これも難しいでしょう。

さて村上の三冠王です。
首位打者は現在DeNAオースティンが.319、村上は14位の.284です。
ここまで打数が多くなると例えば今日村上が3打数3安打しても打率は.289、5厘上がるのみです。
村上の三冠王は来年以降の楽しみに取っておきましょう。
打点と本塁打は村上と巨人岡本のマッチプレーです。
打点は岡本106打点、村上100打点です。本塁打は38本で並んでいます。
ヤクルトは117試合消化、残26試合。
巨人は122試合消化、残21試合です。

本塁打に関しては現在同数で残試合が村上は5試合も多いため、村上有利です。
打点はこれまで村上が0.85打点/試合。岡本が0.87/試合でこの数字を残り試合にかけると、
村上22打点、岡本18打点で、6打点差はひっくり返らない計算になります。
以上はあくまで机上の計算です。シーズン終了時に岡本の打棒大爆発で巨人逆転優勝なんてことが
あるのか、村上が頑張って本塁打王のみならず打点王までゲットできるのか。
残り26試合、目が離せません。

どうしたのかな、と思っていた長谷川投手が胸の血行障害で手術を受けていたという報道がありました。
順調に回復し、来年は強力なヤクルト投手陣に再加入することを祈ります。

今日は奥川と久々登板のDeNA東投手の対決です。
連勝記録伸ばすチャンスです。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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