外国人留学生

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

アメフト部の違法薬物事件を受け大揺れの日本大学で、スポーツ推薦により入学した外国人留学生について、一部の教授が理事会に対し、大学の授業を履修する日本語能力がないのに卒業させている不公平なケースがあると訴えたそうです。
日大では12月20日に開かれた会議でも、一部の教授から理事会に「2002年度ごろより、日本語ゼロレベルで入学し、学修に著しい困難を生ずる学生が断続的に在籍している。大学の授業を履修する日本語力をもたない。しかしながら、どういうわけか卒業したケースもある」と訴えていたそうです。

大相撲の大横綱だった輪島大志は日本大学の相撲部出身で、輪島の卒業論文が原稿用紙1枚だったというのは有名なエピソードで、当然学業の方は推して知るべしです。そのような日本大学の教授がこのようなことを言われるのですから、外国人留学生の日本語能力や学力はひどいのでしょう。

先日もこのブログで外国人選手について書きましたが、問題は外国人留学生です。
プロ野球やプロのラグビー・バスケットボール・バレーボールはプロですからその業界で決めた範囲内で優秀な外国人選手と契約してチームを勝たせるために補強していくのはプロである以上、興行集団としてもある意味必須な努力です。
しかしアマスポーツはどうなんでしょう。典型は高校や大学の駅伝です。1レースに出られる外国人選手は1名と規定があるようですが、その1名の外国人選手(多くはアフリカ系の選手)が登場すると何人抜きなんて平気でするわけです。本来特に高校の競技は教育の一環であるはずですが、アフリカ系の選手が出てくると、大人と子供くらいの力の差が出てくるわけです。
そこで上記の日大教授の指摘が出てくるわけです。
本来留学生として日本に来たアスリートですが、大学によっては「日本語能力0で、勉強なんてどうでもよいから、試合で結果だけ出してくれ」なんていう大学がほとんどなのでしょう。しかし日本大学のような由緒ある一流大学では教授たちがそのような留学生の存在を許せない、ということです。

現代の「奴隷制度」なんて言われている「技能研修制度」とも根っこは似ています。こちらは「技能研修生」なんて美名のもとに外国人を来日させタコ部屋のようなところで生活させ日本人から見ると驚くほど安い給料で日本人がやりたがらない肉体労働に従事させているわけです。
多分政治家と役人と安い労働力を使いたい業界がタッグとなって作り上げたシステムでしょう。

外国人留学生アスリートも何が何でもわが校のXXXチームを優勝させ大学の宣伝材料にしてもっと学生を呼び込みたい、そして補助金を増やしたい、なんて教育者とも思えない大学の経営者たちが本来日本に留学して先進的な研究・勉強をしたい外国人のためにあった留学生制度を拡大解釈・悪用して今の高校・大学アスリート界外国人選手てんこ盛り状態を作ったのでは、と。上記の「技能研修生制度」と考えは同じです。
自分の利益のためには法を拡大解釈、または新しい法律を作ってまで新しい世界を作っていこうとしているわけです。
「技能研修性制度」は悪評墳分でトラブル頻発のため現在見直しが進められていますが、外国人留学生アスリート問題も現在大学の立て直しに注力している日大のような大手大学から改革ののろしが上がれば、と思います。

上記数字は各選手個人のWIKIPEDIA 及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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