外国人選手 2 投手陣

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

今日は投手編です。
今シーズンヤクルトには4人の外国人投手がいました。
その成績は

ブキャナン 防御率4.79、18試合、9QS、4勝6敗、 99.2回
スアレス 防御率1.53、4試合、2QS、1勝1敗 17.2回
マクガフ 防御率3.15、65試合 6勝3敗 18H11S 68.2回
ハフ 防御率3.97、 68試合 1勝5敗 26H3S 65.2回

ブキャナンは昨年のヤクルトの最多勝で唯一の10勝投手でしたが、開幕に故障で出遅れ、その後も調子が上がらず、
シーズンの終盤でやっと本領を発揮しましたが、時遅く4勝でした。9QSなのに4勝とは、打線の援護もあまり受けられなかった不運もあるようです。これは小川も同様でした。

スアレスは不思議な選手です。防御率1.53というヤクルトの投手陣にあっては驚異的な数字です。
ところが、ちょっと投げると怪我をするという、立派な体格に似合わず、ガラスの肉体です。

ハフ・マクガフは今年のヤクルトをかろうじて救いました。2人で7勝8敗44H14Sです。
特にマクガフは石山が離脱し、替わってクローザーを務めた梅野がすぐに通じなくなった後を引き受けての11Sは立派でした。
昨年大活躍で中継ぎのタイトルを取った近藤が74試合、35H、2S 76.2回ですから、この2人の働きは立派でした。

さてこの4人の外国人投手の去就はどうでしょう。
もちろん外国人選手の場合は、ヤクルトが望んでも、バーネットのようにメジャーに帰る投手や、グライシンガーのように巨人が札束で顔をはたいてさらっていくケースもあります。家族の理由でアメリカに帰るなんてこともあります。

上記の4人はそのようなことはなさそうですが、よほど有望な投手が取れない限り、4人とも残留ではないでしょうか。
スアレスは大幅な減俸を受け入れて、2軍で調整を続けることが条件です。
ブキャナンもボーダーですが、それ以上の投手が見つかるでしょうか。
ハフ・マクガフは合格ですが、使われ過ぎで、今シーズンの近藤のように勤続疲労が心配です。
スペアは確保すべきでしょう。球団も高津新監督へのご祝儀の意味からも、多少資金を使っても(巨人のようにメジャーリーガーのバリバリに大金を投じる必要はありませんが)多めの外人選手を抱える必要はあると思います。

どう考えても、ドラフト・FA・トレード・ヤクルト再生工場でそれほど即効性のある戦力補強は期待できませんので、外国人選手による補強は必須です。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



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