奥川二けた勝利ならず　10月29日ヤクルトー広島

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

あまり見るポイントがなかった、というか、優勝が決まった後のポストシーズンを見据えた調整試合でした。

ベテランレギュラーと外国人選手はお休み。
レギュラーで先発は塩見と村上、あとは古賀くらいです。
吉田大成・西田・長岡が先発で出場。
こういう時に存在感をアピールしたいところでした。
吉田は2安打、西田1安打、長岡は4タコでした。
特に長岡は一軍先発に気負い過ぎで、雑なバッティングだったのが残念です。
セミレギュラーですが7番に入った山崎はしっかり2安打です。

広島の先発九里は不安定な内容で、5回、5被安打、5四死球、1失点とヤクルトの
格落ち打線と雑なバッティングに助けられました。

ヤクルトの投手陣はCS、日本シリーズを見据えたラインナップで、
奥川3回、小川3回、金久保2回を投げました。
奥川の10勝目もかかっていましたが、1－0の勝っているシーンでも交代でした。
奥川も立ち上がりは連打を浴びて不安定でしたが、2回以降は立ち直りました。
CS第1戦に先発の予定です。3回、2被安打、3三振、1死球、無失点。

駄目だったのが2番手の小川です。奥川の後の中継ぎということが気に入らないのか、むらのある選手です。
というか、このところ一向にピリッとしません。
今年まだ終わったわけではありませんが、山田・小川・石山のFA権取得からの残留複数年契約、年棒大幅
アップトリオですが、複数年契約効果は山田◎（来年以降は分かりませんが）、石山X、小川は△です。
一応チームトップの（奥川と並んで）9勝（6敗、11QS）を挙げていますが、優勝チームのエース？なのに、二けた勝利に
届かず、規定投球回数にも至らない、防御率に至っては4点台のとほほです。
複数年契約の功罪は、特に外国人選手に多い傾向ですが、複数年に甘えて力を抜くことがままあります。
小川・石山の来年の働きが問われます。

金久保は2回0被安打、1四球、2三振、無失点でした。
ここ最近の出来だけ言えば、CSの先発は奥川・高梨・金久保となります。

にしてもサイスニードはどうしたんでしょう。
10月13日の中日戦で勝ち投手となって以来、登板していません。
14日に登録抹消されています。高津監督お得意のちょっと間を置く作戦でしょうか。

そう言えば、27日に清水・マクガフと共に川端も登録抹消されています。
上記の奥川10勝はともかく、川端は代打安打の記録がかかっていたわけですが、
あっさり無くなりました。高津監督は個人の記録よりクライマックスシリーズの勝利が
大優先のようです。（村上だけは最終戦にも打点王挑戦はさせるのでしょうが）

上記数字は各選手個人のＷｉｋｉｐｅｄｉａ　及びＹａｈｏｏ　スポーツの成績等を参考にさせていただいています