山田哲人に大盤振る舞い

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

ヤクルトのFA権取得者に対する大判振る舞いが始まりました。

山田哲人選手には7年で40億とか45億とか、われわれ一般人には想像もつかないような金額を提示したようです。
これでもソフトバンクにオーバービッドされてさらわれるのではとヤクルト首脳陣は心配しているという、
なんとも茶番です。
山田選手は28歳、過去に3度のトリプルスリーは偉大な記録です。
しかし昨年トリプルスリーをし損なって、今年は怪我もあったのか散々な出来でした。
94試合 .254、12本塁打、52打点、8盗塁、4盗塁死、4失策、と目を覆うような成績で、特に後半は
やる気がないかのような(上半身を痛めていて満足なスイングができなかったのかもしれません)三振・凡打の
繰り返しでした。来年復活して再びトリプルスリーに挑める状態になるならともかく、まだ若いのに、
選手として下降曲線に入ったのではと思ってしまいます。
そのようなときにFA権取得です。
今年の年棒5億もおいおい、という額ですが。それ以上、しかも7年契約とは開いた口がふさがりません。
私は基本複数年契約は反対です(特に外国人選手には)。皆が皆ではありませんが、どうしても
長期契約になると間の年に手抜きする傾向があります。
本人がその気がなくとも、年末には下手をすると首を切られるかもという切羽詰まった状態で全力を
尽くすのと、怪我してもまあ来年も同じ年棒でいられるから、のんびりしようなんて、気にはなるのでは。
まして7年後の山田選手は35歳です。完全に賞味期限切れのお荷物になっていることもありえます。
巨人にFAで入った選手が怪我で二軍暮らし、複数年契約なので、首を切れず、
なんてことは何度かありました。

若手選手にとっては、自分の目指す姿として、プロの理想像に映るかもしれません。
しかし中堅・ベテラン選手にとってはどうでしょう。
村上選手なんて今年5千万(山田選手の10分の1)の年棒がどんなに上がっても3億4億にはならないでしょう。
どう感じるのでしょう。日本のプロ野球界はサラリーマン的な年功序列制が片やあり、
いきなり若手がどんなに活躍しても2億・3億に年棒が跳ね上がることはありません。
それよりも長年レギュラーで過不足なくやってきた選手が1億円プレーヤーになったりします。
あくまで今年の成績(チーム成績も含め)プラス過去の実績です。
基本単年契約の個人事業主です。やればやるだけ年棒も増やし、その代わり、ダメな時はがっつり減棒、
もしくは自由契約、というのが本来あるべき姿のような気がします。
その中で自分をもっと高く評価してくれるチームがあれば移ればよいのでは。
あくまで私の意見ですが、今年の山田選手を見る限り、このような大盤振る舞いはするべきではないと思います。
その分頑張った選手や外国人の大砲の獲得に資金は有効活用すべきと考えます。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています




8

2件のコメント

  • 球団がこれだけ金積んでるんだから3人共、残りなさい!

    • ヤクルトファン様
      コメントありがとうございます。
      確かに3人とも残留してくれれば、それはそれでよいのですが、
      そうなった時に心配は、予算がなくなったとか言って、村上の年棒がけちられたり、
      外国人選手やFAに金を使わなくなることです。
      本当に巨人やソフトバンクがうらやましい。
      ヤクルトけんちゃん

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。