嶋ヘッドコーチ???

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

ぼろぼろだった今期の反省からヤクルトの大幅な人事刷新や補強策は検討されていると思いますが、またまた不可思議なコーチ人事がありました。
今期一軍でバッテリーコーチ兼作戦補佐という肩書で作戦補佐ってなんなの?という感じだった嶋コーチが来季はヘッドコーチに就任。
逆に尾花2軍チーフ投手コーチと佐藤2軍外野守備走塁コーチは退団ということです。まだこれから更に動きがあるとは思いますが、取り合えず、今のところはこんなもんです。

嶋コーチはその明るい性格も含めチーム内では兄貴分兼選手とのつなぎ役として買われているそうです。
しかしどうなんでしょうか。高津監督も最近は少し変わってきましたが、あまり厳しいことをガンガンいうタイプではないような気がします。そもそもファミリー的な緩さが売りのチームですから、連覇している時は良いとして、今期は断トツの最下位争いを中日と演じたばかりで、本来宮本慎也氏のような鬼軍曹的なヘッドコーチがチーム内を引き締めるうえでは必要な気がします。それとも嶋コーチをヘッドにして監督との意思疎通を図らねばならないくらい高津監督が偉くなってしまったということでしょうか。
どうも2020年に斉藤隆氏をコーチ経験もないのに、高津監督の米メジャー時代のつながりか、ヤクルトの投手コーチに招きヤクルト投手陣の再生を託すも全く機能せず、ヤクルトは2年続けての最下位、投手陣崩壊、斎藤コーチは1年で退団しました。何かその時のうまくいかなかったことと、今回の嶋ヘッドコーチ就任は重なる気がしますが、どうでしょう。
監督が投手出身で、ヘッドコーチが捕手出身というのは良いコンビのようにも思えますが、、、

尾花コーチは高津監督の先輩になります。尾花投手は91年で現役を引退。高津投手は91年にヤクルト入り。尾花氏は10年・11年に横浜の監督を務め(残念ながら2年ともセリーグの6位に終わる、横浜の暗黒時代でした)監督としても高津氏の先輩になります。
尾花氏は20年オフにヤクルトの2軍チーフ投手コーチに就任。育成を任せられましたが、今期では2軍から上に上がってまあ活躍したのが、怪我が癒えた山野が5先発で1勝3敗、4.15と丸山翔が22登板、26,2回を投げ4.05くらいで、とてもではありませんが1軍に上がって大活躍なんて阪神の村上投手のような活躍した選手は皆無でした。尾花氏就任以降を見てもものになったのは小澤投手位でしょうか。奥川投手も2軍に沈没したままです。とても2軍の金の卵?を育成して1軍に送り込むことができたとは言えない結果でした。
1軍の投手陣は伊藤智コーチになってから、少しづつ良くなっているような感じですが、今一です。今シーズンもチーム防御率はセリーグ最下位でした。特に来季に向けて中継ぎの育成・補強が必要です。
こう見ると問題山積でとても昨年までリーグ連覇してきたチームとは思えない状態です。
このオフどのようなテコ入れ・補強策を取れるのか、底上げできるのか、じっくり見てみましょう。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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