市川悠太がトップで先発
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
この春のキャンプでの対外試合初戦の2月12日DeNA戦(浦添)のヤクルトの先発に高津監督が市川投手を指名したという報道がありました。
市川投手は名門明徳義塾高校のエースとして甲子園に3度出場、2年生秋の明治神宮野球大会で全試合完投して優勝、2018年ドラ3でヤクルトに入団しました。
5年前のドラフト入団組はちょうど選手の色分けが鮮明になる年といえるかもしれません。
2018年ドラ1は清水投手でルーキーイヤーは先発として機能できませんでしたが、2年目からはヤクルトの不動のセットアッパーとなり、ヤクルトのセリーグ2連覇にも多大な貢献をしました。今シーズンはマクガフの退団に伴い新外国人選手ケラ投手との新守護神争いが見ものです。
2018年ドラ2は中山内野手です。大卒のスラッガーということで大砲候補として期待されていましたが、「中山きんに君」というニックネームのように筋トレ大好きのキン肉マンで、私も当初からボディービル的な筋トレの堅い筋肉は野球には不向きと言っていましたが、ぎこちないバットスイングが矯正されないまま昨年戦力外となりました。
ドラ3が市川投手で昨年7月にプロ入り4年目で一軍デビュー。9月には初先発し5回4被安打で1失点と上出来でしたが、昨年の成績は6登板、1先発、12回を投げ勝ち負けなしで7.50でした。
ドラ4が濱田外野手でこの選手も期待のスラッガーですが、小柄なのに全力スイングで、これが体に負担がかかりすぎるのか、故障が多いことを克服することと、ボールのミート率を上げるのが一軍定着のカギです。
ドラ5の坂本投手は貴重なサウスポーの中継ぎでしたが、昨年ロッテの山本大貴投手とトレードされました。
ドラ6の鈴木投手は今シーズンから育成契約です。
ドラ7の久保投手は昨年ブレーク、29登板、26.2回を投げ1勝0敗、7H、2.70と田口と並ぶサウスポーの重要なブルペン陣の一角となり、このまま進めば勝利の方程式入りもありです。
ドラ8の吉田大成内野手は昨年オフに戦力外となりました。
育成ドラ1の内山太捕手は戦力外、2位の松本友内野手はプロ入り2年目の2020年に支配下登録されましたが、一軍と二軍を行ったり来たりです。
という感じでプロ4年を過ぎると特に大卒組は白黒はっきりと分けられます。
高卒組もそろそろ色分けされてくるのですが、この市川投手や濱田外野手はヤクルト首脳陣もその才能を買っているのでしょう。今シーズンはじっくり見てみよう、というところかもしれません。
とにかく12日のDeNA戦の市川投手の投球が楽しみです。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています