柔道世界選手権総括 オリンピックへの道

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

柔道世界選手権東京大会、最終日男女混合団体戦はちょっと冷や冷やしましたが、
フランスを破り金メダルを取りました。

それでは今回の結果をおさらいしてみましょう。

男子
60キロ級 永山竜樹 銅
高藤直寿 5位
66キロ級 丸山城志郎 金
阿部一二三 銅
73キロ級 大野将平 金
81キロ級 藤原宗太郎 2回戦敗退
90キロ級 向翔一郎 銀
100キロ級 ウルフ アロン 銅
100キロ超級 原沢久善 銀

女子
48キロ級 渡名喜風南 銀
52キロ級 阿部詩 金
志々目愛 銅
57キロ級 芳田司 銀
63キロ級 田代未来 銀
70キロ級 新井千鶴 3回戦敗退
78キロ級 濱田尚里 銀
78キロ超級 素根輝 金
朝日奈沙羅 銅
ということで、金4、銀7、銅5でひとつもメダルが取れなかったのは男女ともに1階級づつです。

そこで東京オリンピックへの道はどうかというと、
⓵この世界選手権と11月のグランドスラム大会を連覇し、協会員の3分の2以上の賛成が得られた選手。
それで決まらない場合
⓶来年2月のグランドスラム大会までの主要国際大会の実績で1番手と2番手の差が圧倒的で、
かつ協会員の3分の2以上の賛成が得られた選手。
それでも決まらない場合
⓷来年4月の全日本で最終選考
という段階を踏むことになっています。

おかしな基準ですね。
⓵をクリアーしているのは丸山城志郎・大野将平・阿部詩・素根輝のたった4人です。
このうち何人が11月のグランドスラムでも優勝できるのでしょうか。
そのうえ協会員の3分の2の賛成とは???です。
何なんでしょう、この協会員という連中は。
要は協会の言うことを聞かない生意気な選手はオリンピックに行かせない、という権力者の集まりです。
⓶の1番手と2番手の差が圧倒的とは、どれくらいが圧倒的な差でしょうか。
柔道にはランキングのポイント制があります。このポイントで何点以上の差と明示しないとまたトラブルの
元です。ここでも協会員が出てきます。
日本ボクシング協会みたいにおかしなボスが居座っていたような団体がそこら中にあります。
柔道連盟も山下泰裕がJOCの会長になったことで体質が変わってきたのか、ますます権威主義的になっていくのか。

世界中で柔道は愛されています。いつまでも「柔道は全種目金」なんてアホなことをいっていては道を誤ります。
男子監督が井上康生に変わった効果は少しずつ出てきています。
いつまでも根性論はダメです。科学を取り入れ、相手を研究して、ルールはルールと受け入れ、勝てばよいというわけではありませんが、勝てる柔道にしましょう。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



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