柔道東京オリンピック選手選考
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
先日柔道のワールドマスターズ大会が行われました。
柔道ではオリンピック→世界選手権→ワールドマスターズ→各グランドスラムという格付のようです。
東京オリンピックの代表争いがある意味混迷を深めています。
そもそも東京オリンピックは日本は開催国権限で男女7階級づつの計14人の枠が認められています。
これをありがたいと柔道だけは思えないのです。
基本、柔道は各階級世界ランク18位以内に入った選手には出場権が与えられます。
直近の世界ランクで行くと、男女ほぼほぼ全クラスで18位以内に日本人選手は2名づつ入っています。
女子48キロ級だけは渡名喜風南一人ですが、男子73キロ級、女子52キロ級、63キロ級70キロ級、78キロ級には
それぞれ3選手がランキングの18位以内に入っています。
各対戦を見てもわかるように、実力は紙一重です。
他の大会のように複数代表を送り込めればそれだけメダルのチャンスは増えます。
まあそうは言っても、決まりですから仕方ないですな。
もともと8月の世界柔道選手権とグランドスラム大阪大会を連続優勝し、柔道強化委員会の3分の2以上の賛成で、
代表決定というわかりやすい、条件がありましたが、これをクリアーしたのは女子78キロ超級の素根輝一人でした。
次のステップは先日のワールドマスターズ・2月のグランドスラムパリ大会とモスクワ大会で決めるという話ですが、
どうやって決めるんでしょう。
それでも決まらないときは4月の全日本選抜体重別選手権で決めるそうです。
いずれの場合も委員会の過半数の賛成が必要とのこと。
ここ数年各種スポーツ連盟の不祥事?が相次いでいます。
ボクシングの奈良判定とか、テコンドウ協会の会長が昔ヤクザに銃撃された人で協会の内紛から理事が全員退陣とか、
いろいろありました。
各スポーツには基本いろいろな名目で税金が投入されます。他にも寄付金とか上納金とか(ヤクザ組織みたいですね)
が集まる協会は利権の巣となり、そこに理事長とか会長とか権力の集中が行われ、協会の私物化が恒例となります。
柔道も上記の第2段階以降はなぜクリアーな条件にしないのでしょうか。(この試合に金メダルなら決まりとか)
それよりもっと世界ランクの最上位でよいではないですか。
なぜ委員会の五百羅漢みたいな連中の賛成が必要なのでしょうか。ここに腐臭がプンプンとしてきます。
強化委員会なんて所詮大学の柔道部のOBだったり、弟子がいたりしてこんな人たちに厳正な選考ができるとは思えません。
柔道は私の大好きなスポーツの一つです。
フェアな選考で、東京オリンピックに選手たちが挑んでいただきたい。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています