西浦選手って???
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
ヤクルトの西浦選手が「スカパーサヨナラ年間大賞」を受賞しました。
その対象は6月25日対阪神戦、スコアーは0-1でヤクルトは1点をリードされ、9回2死1・2塁。
一打同点、長打で逆転、しかし2アウト、というしびれる場面で、
阪神のマウンドは守護神の藤川、ヤクルトは代打で西浦を送りました。
結果、西浦の代打逆転サヨナラ3ランホームランが飛び出たというわけです。
これが藤川が今季で引退の引き金となったのかもしれません。
開幕当初、西浦はホームランを量産し、一時はチームトップ、セリーグの本塁打王争いも
演じていましたが、結局本塁打数は10本で、ヤクルトでは村上・青木・山田に次ぐ成績で終わりました。
この西浦と言う選手は確かにパンチ力はありますが、それはバットにボールがうまく当たればというレベルです。
今期絶不調だった山田哲人と比べると、
山田 .254、384打席、12本塁打、83三振、48四球、出塁率 .346
西浦 .245、310打席、10本塁打、74三振、16四球、 .288
非常に似通った成績(山田が若干上)ですが、四球数が大きく違い、従って出塁率の大きな差となっています。
そもそも山田哲人と西浦を比較すること自体変な話ですが、四球を除いては同じような成績でしたので、
比べてみました。
実は西浦選手に関してはこの「サヨナラ大賞」以外にも記事になっていました。
Full Countの配信記事(12・20付け)で、「トップ選手は100スイング中3回…
12球団で空振りしにくい打者orしやすい打者は?」という記事です。
この記事の中で「ストライクゾーン内でもっとも空振りしにくい打者は?」という項目で
ベストの1位は中日大島(95.5%)、2位はDeNAの宮崎でしたが、
ワーストの1位は西武のスパンジェンバーグ、2位は柳田で4位に我らが西浦(78.8%)がランクインしました。
これはストライクゾーンに来た球に対し、大島選手は100スイングで95回バットに当てるのに対し、
西浦選手は79回しか当たらない、いかに空振りが多いかという事です。
今年、当ブログ内で西浦選手に関しては再々批判しました。
特にシーズン後半の出来はひどく、バットをただただ振り回すだけのバッティングになっていました。
西浦選手、サヨナラ大賞で浮かれていないで、打撃のシュアーさを身に着けないと来年のショート・サードの
ポジション争いに勝てません。(もっとも、西浦選手が打撃のシュアーさを求めて、当てに行く
バッティングをすると、あの忘れたころの豪快なホームランは見られなくなります)
来年はセカンド山田、ファースト・サードが村上・オスナとすると残るショートの1ポジションを、
西浦・廣岡・太田・吉田大成・奥村・宮本、更に武岡・長岡・ルーキーのドラ3内山と熾烈な争いが待っています。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています
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