西浦300万ダウン

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

プロ野球選手にとってのオフの一大事業である年棒改定がヤクルトではほぼ完了しました。
もともとヤクルトは以前から年棒改定でもめることはほとんどなく、特に近年では球団側から細かく査定した数字を
示したうえで新年棒を提示され、みなさん細かいことに拘らないアスリートゆえ、素直にサインしています。
従って年棒交渉で越年なんてレアケースになっています。

今年の改定で唯一不満を漏らしていたのが西浦選手です。
西浦選手の年棒は今年の3600万円から300万円減額されました。
西浦選手のポジションであるショートは今年のヤクルトで唯一レギュラーが固定されませんでした。
本来球団としては今年は西浦選手にがっちりショートを固めてほしいというプランがあったはずです。
ところが相変わらずの打撃下手が変わらず、シーズン前半はルーキーの元山にショート8番の座を
奪われました。元山が左打者のため相手先発がサウスポーの時は西浦とか、西浦はあくまで元山の
控え的な立場になってしまいました。
その元山も後半は打撃の調子が落ち込んで、最終盤は西浦がレギュラー化しました。
しかし問題は西浦のバッティングです。
この選手はもともと打率は低く(通算で.238)でしたが2020年に10本塁打を放ち、いよいよ大砲開眼かと
思わせましたが、今年は結局5本塁打、24打点、.223で終わりました。特にチャンスに弱いというイメージが強く、
期待していない時に打つ、というよく言えば意外性の男、悪く言えば期待できない打者、という感じです。
今年のヤクルトは1番から7番までの打線がつながっており、ランナーがたまった状態で8番西浦に打順が
回るのがしばしばでした。このチャンスに三振とか併殺打とか、とにかくチャンスに弱いイメージです。
打てもしないのにぶりぶり振り回し、276打席で60三振と4.5打席に1三振です。安打数が54ですから
安打より三振が多いというとほほです。ショートのポジションには元山更に奥村・太田・長岡・武岡の他にも
未来のクリーンナップ候補の内山壮真もショート行けます。激戦区です。
西浦選手は前途多難と言わずをえません。
今シーズン後半守備ではなかなか良いところを見せましたが、守備だけならば元山も守備が売りです。
やはり西浦の売りは長打力です。この長打力の確率を上げるためにもミート力のアップが重要かと。
とにかくぶりぶり振り回すことを封印して球を見る力をアップさせ、外に落ちる球にひっかからない眼力を
養う必要があるのでは。
年棒の300万円ダウンで文句なんて言っていないで、このオフは山田にでもそれこそ弟子入りして
打撃技術を教わってはいかがでしょうか。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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