貴景勝優勝!
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
大相撲初場所は大波乱とまたまたなりそうでしたが、横綱不在で一人大関の貴景勝の3度目の優勝で幕を閉じ、協会幹部もやれやれと胸をなでおろしたことでしょう。
相変わらず格下の相手の顔を張るという(今場所の)番付トップにふさわしくない品格のない相撲を続けての千秋楽に幕尻に近い琴勝峰との相星(11勝3敗)決戦という何とも締まらない結びの一番でした。
昨年初場所からの7場所で日本人優勝者が4回と(後の3回はモンゴル人力士)まずまず日本人力士が力を発揮できる形になり、大相撲も国技にふさわしい?形に収まりつつあります。
なぜこんなことになったかというと朝青龍・白鵬と続く超ド級モンゴル人横綱に大相撲は牛耳られていたためです。
2006年1月場所で大関栃東が優勝して以来日本人力士の優勝は途絶え、3月場所の朝青龍から2015年11月場所の横綱日馬富士の優勝まで9年半に亘り外国人力士の優勝が続きます。
この間モンゴル人力士以外の優勝は2008年5月場所の大関琴欧州と2012年1月場所の大関把瑠都のみです。
いかにこのモンゴル旋風が凄まじかったか、ということです。
この外国人力士連続優勝は2016年1月場所の大関琴奨菊の優勝でストップがかかります。
しかしこの2016年から2018年まで3年間でもモンゴル人以外での優勝は上記の琴奨菊、豪栄道、稀勢の里が2場所、御嶽海、貴景勝、ジョージアの栃ノ心だけです。まだまだ白鵬の土俵支配が続いていたわけです。
2019年からの24場所でやっと日本人優勝10場所、モンゴル人14場所です。
白鵬他モンゴル人3横綱(鶴竜・日馬富士)の引退とともに、その跡を継ぐかと思われた横綱照ノ富士は膝の故障が癒えず、やっとモンゴル一極支配が崩れつつあります。
しかしこの1月場所でも内幕力士42人中
横綱照ノ富士、関脇豊昇龍、小結霧馬山、前頭二枚目玉鷲、七枚目逸ノ城、十一枚目千代翔馬、十四枚目東龍、十五枚目水戸龍の8人のモンゴル人力士がいます。
他にも十枚目に碧山(ブルガリア)、十一枚目の栃ノ心の外国人力士がいるわけです。
国技大相撲?の国際化はよいのですが、やはり日本人力士に頑張っていただき、日本人対外国人力士という構図を作るのも新たな盛り上げ策としてもよいかもしれません。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています