10月18日 CSファイナルステージ第1戦
阪神4‐1広島(阪神2勝:アドバンテージを含め)
オリックス8‐5ロッテ(オリックス2勝:アドバンテージ含め)
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
いよいよクライマックスシリーズのファイナルステージが始まりました。
このクライマックスシリーズのルールに関しては評論家の先生方もいろいろなご意見があり、「ファーストステージでは2位のチームに1勝、ファイナルステージでは1位のチームに2勝のアドバンテージをつけるべき」なんて意見も出ています。
これはそもそもの初めからある話で、「1シーズン6か月通して戦ってリーグの首位になったチームの価値をもっと上げろ。」という一方で「シーズン3位で負け越したチームも日本一になる可能性があるなんて怪しからん」(実際にこんなことは今までありませんでしたが。)というところを先生方は言い立てているわけです。
現行のルールではファーストステージは3試合のみで1勝1敗1分けの場合は2位のチームがファイナルに進出。ファイナルステージは1位のチームに1勝のアドバンテージを与えた上で4勝したチームが日本シリーズ、ということです。
この件はまた検証してみましょう。
昨日の試合パリーグではオリックスがNPBの絶対エース山本由伸、ロッテは今シーズン18先発で3勝9敗、4.76と残念な結果だった美馬投手でした。この美馬投手は1年毎ではありませんが好成績と残念な年が過去13年繰り返しており非常に波のある投手です。
ところがわからんもので、山本投手は初回ロッテ打線に5安打を集中され、いきなり3失点でした。球が高めに浮いてコントロールが定まっていなかったという「山本由伸」らしからぬピッチングでした。しかしロッテの5安打中会心の当たりはポランコの二塁打くらいであとはポテンヒットとかです。結局山本は6・7回にも失点し、7回で5失点というシーズン中には、めったに見られない乱調だったわけです。
しかしさすがオリックス打線というか、ロッテの先発美馬から続く中継ぎ陣が弱く、美馬が4回に3失点で同点とされ、6回に中継ぎ陣が4失点し終戦でした。オリックス山本由伸を打ち崩した試合をロッテは残念ながら落としてしまいました。
一方のセリーグでは阪神が貫禄の横綱相撲でした。
先発の今年の阪神のエース格の一人村上に広島打線は6回で3安打、3四球で1得点と崩せず、7回以降は阪神中継ぎ陣に0封されました。
広島先発の九里は5回で4失点、5回が終わった時点で阪神4‐1広島とここで終戦でした。
両リーグ1位チームが先勝し対戦成績が2勝0敗となり1位チームの日本シリーズ進出の確率が高くなりました。
フェニックスリーグに参加し、そこから来期の一軍復帰に向けてマスコミも散々煽り立てていた奥川投手ですが、10月10日の阪神戦に登板予定でしたが、前日の試合が雨で中止のあおりを受け、登板延期。そのまま上半身のコンディション不良ということで帰京したようです。この奥川投手のひ弱さは何なのでしょうか。このような調子では来期も望み薄です。
上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています