不祥事対応さまざま

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

DeNAベイスターズがトレバー・バウアー投手と電撃契約しました。
バウアー投手は2021年にドジャースと28百万ドル(約30億円)の年俸で契約した選手ですがDeNAは4億円の破格の年俸で契約したということで驚きをもってマスコミに報道されたわけです。

なぜそんなことができたかというと、バウアー投手はある女性から暴行で訴えられ、そのせいで22年から194試合の出場停止処分がMLBから処分が下されているため、少なくとも今年の序盤まではメジャーの試合には出られず商品価値が大きく下がったということです。バウアー投手は2020年にサイヤング賞を獲得したバリバリの大物メジャーリーガーです。
バウアー選手の女性への暴行の話はこちらではわからない話ですからコメントする立場にはありませんが、問題はMLBが出場停止処分にした選手をNPBは関係ないからと、しかも足元を見た条件で獲得したDeNAの球団としての姿勢です。
これは日ハムで暴行事件を起こし、球団から半永久的に飼い殺しにされかけていた中田選手を救済なんてきれいごとを言って原監督は中田選手を巨人に入団させ、徐々に中田選手は巨人でのプレゼンスを高めている話に似ています。
中田選手も日ハムで最後に3.4億円の年俸を取っていましたが、2021年に巨人に入団した際には1.5億円に減俸されています。

考え方はいろいろとあると思います。
彼らはプロのアスリートです。プロですから顧客に対し最高のパフォーマンス(プロ野球選手として)を見せればそれでよいではないか、人間として問題があろうがなかろうがそれはプロとしての仕事とは関係ないという考えもあると思います。
これはもちろんその人が真の犯罪者である場合は除かれます。バウアー選手の暴行の問題は裁判でどのような決着となったかは不明ですが、日本へ渡航できるわけですから、結局うやむやになっているのか。
中田選手の場合は刑事事件にはなっていません。あくまで日ハムの球団内での内内での処理となっています。

もう一つの考え方としては、プロ野球選手なんて特にエンターテインメントとして客に対し夢を与える仕事である以上その舞台にグレイな人物が立ってよいものかという、話です。
MLBも裁判中の(まだ決着のついていない状態で)バウアー選手に当初2年間の出場停止処分にしたわけです。
特に米国では近年一段と女性に対するセクハラ問題や人種差別の問題等々に関し敏感になっており、MLBとしてもそのような問題ある人物には臭いものには蓋、ではありませんが、強烈な処分を下しています。

元ヤクルトのバレンティン選手も妻への暴行で訴えられる、なんてこともありました。
米メジャーでうまくいかかず日本の古巣に戻った某選手の女子アナとのスピード離婚の理由は彼のDVという噂もありました。アスリートですから人一倍体力もあり、暴力的なくらい攻撃性がないとやっていけない職業かもしれませんが、その攻撃性を素人相手に出してはレッドカードです。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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