5月12日　ヤクルト | ヤクルトスワローズ愛一筋半世紀

ヤクルト3‐1巨人（ヤクルト4勝4敗）

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

一つ勝つということは大変なことです。しかしとにもかくにもカード3連敗は逃れました。

勝因の一つは先発のサイスニードの踏ん張りです。7回100球を投げ4被安打、2与四球、7奪三振で6回の岡本のソロホームランによる1失点ですから立派なQSです。その後もエスパーダ・山本・木沢・石山のリレーで巨人打線を振り切りました。

打線は巨人先発の高橋礼に対し6回8安打3四球と攻め込みますが2併殺であと1本が出ません。サンタナの同点ホームランがやっとでした。高橋礼が下がった後に7回はサンタナが平内から、8回は長岡が京本からタイムリーヒットを打ち、3‐1のスコアになりました。
それにしても長岡は前日から引き続き7打数7安打2犠打と当たりに当たりまくっています。先日の中日の村松やヤクルトの丸山和のようにバットを出せばヒットになるという感じです。この状態がどこまで続くかですが、丸山和などは以前のようにはヒット量産という感じではなくなってきています。ここを乗り切ると長岡も丸山和も粘り強い打者に成長できるのですが。

昨日巨人の先発が下手投げの高橋礼ということで1番丸山・2番長岡・4番村上・6番青木・7番武岡と左打者を揃えましたが前述のように長岡は大当たり、このところ当たりの出ていなかった武岡も3打数2安打1四球と結果を出しました。
逆に高橋礼に対し丸山和は3タコ、村上は2打数ノーヒット1四球、青木は3タコ、代打の川端は凡退と長武コンビは大当たりでしたが他の左打者は音無しでした。

ヤクルトの誇るクリーンナップトリオはオスナ・村上がこの3連戦さっぱりだったのに比べサンタナは昨日の2安打2打点に加え計6安打と現在セリーグ首位打者の貫禄でした。

一昨日軽率なファーストベースへのジャンプで左足を負傷離脱した塩見ですが、靭帯損傷と半月板損傷ということで重症です。今期復帰は難しいかもしれません。つくづく軽率な走塁が悔やまれます。
替わりに濱田が一軍昇格しましたがイースタンでさえ.198の打率の選手がとてもではありませんが塩見の替わりになるとは思えません。こうなれば西川・青木の左ベテラン打者に頼るかです。他には昨日8回に好返球で木沢を救った岩田ですが打力は今一です。
こう見ると本当にヤクルトの選手の層の薄さを実感します。ファームから上がってきて一軍で活躍できる選手もほとんどいません。真剣に育成方針を考えなくてはこのままではじり貧です。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています