6月23日対中日　サイスニードあっぱれ！

ヤクルト4‐0中日（ヤクルト7勝：中日2勝）

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

いやあ驚きました。先日ヤクルト投手陣は「完投能力がない」とけなしたばかりなのに、サイスニードがやってくれました。
弱い（すみません）中日打者陣が相手とは言え、完投どころか完封勝利です。
普通の外国人選手は1年目まあまあだと、2年目も契約されそこで日本の野球にも慣れたところで全力発揮良い成績を上げ、3年目の契約にこぎつけるとそれから徐々にフェードアウトするものですが、このサイスニードは3年目でますますパワーアップしているように見えます。
サイスニードは9回、105球を投げ6被安打、1与四球、5奪三振で5勝目（3敗）です。
通算防御率2.69はセリーグ9位（1位は広島床田の1.69）、5勝はセリーグ5位タイ（1位は巨人の戸郷の8勝）です。
ヤクルトはエース？の小川が3勝6敗と大きく負け越していますから、エースの呼称はサイスニードに移りそうです。

打線は中日先発の小笠原に3回までパーフェクトに抑えられていましたが、サウスポーの小笠原対策で1番に起用された並木が昨日は機能しました。長打がないと嘗められて外野手が前進守備をするところ、外野の頭越えの三塁打で一気にノーアウト三塁とチャンスを作ります。中村遊ゴロ、山田四球の後、チャンスにはこういうバッティングが欲しかったという、村上の軽打レフト線への二塁打で1点、なおも1アウト2・3塁と詰め寄りますが、小笠原の力投の前にサンタナ・オスナ凡退で1得点止まりに終わりました。

1‐0という緊迫する試合の流れで、今までだと先発を中継ぎに代えてそれが打たれて負けるというパターンだったわけですが、昨日はサイスニードがテンポよく少ない球数で結局完投したわけですから、中継ぎコケるのでは、というのは杞憂に終わりました。

逆に疲れの見えた？小笠原に8回に襲い掛かり中村の2点タイムリー、代わった藤島からも山田がタイムリーを放ち4‐0と試合を決めました。

それにしても昨日の1番並木は大当たりでした。4回の三塁打を皮切りに、6回はバントヒット、8回は内野安打とその足をフルに生かした1番打者ぶりでした。プロ入り3年目、代走屋で終わるかと思っていましたが、やっと覚醒したようです。

さて今日の第2戦は名誉挽回でエースの座を取り戻したいヤクルト小川と中日は初登板のメヒアです。
中日は投手王国（特に先発投手は）と思っていましたが、更に外国人投手が必要なのでしょうか。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びyahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています