8月22日対巨人 清水がやられた

ヤクルト4‐8巨人(ヤクルト7勝:巨人10勝)

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

清水投手が重症です。
昨日は4‐3の勝ちパターンで8回に4番手投手として登板。1死後丸・ブリンソンに一発を浴びあっという間に試合をひっくり返されました。その後も連打を浴び傷心の降板。
その後を受けた大西もふにゃふにゃの投球で吉川に満塁走者一掃の三塁打を浴び終戦でした。
清水投手は今シーズン46登板、46回を投げ1勝6敗、33H、防御率3.33です。
33Hはセリーグのトップです。問題は6敗と3.33の防御率です。
清水投手の月別防御率は3・4月は0.00(11H)でしたが、5月は4.00、1敗7H。6月は3.86、1敗、3H。
7月は2.45、1勝1敗、8H。そして8月は昨日1アウトしか取れず4失点ということもあって9登板7.88で3敗、4Hという悲惨な数字になっています。
先発投手ならまだしもですが、セットアッパーとして6敗は致命的です。防御率を見ても5月以降は7月はともかくあとは残念な数字が並びます。
清水投手はプロ入り2年目から中継ぎとして頭角を現し、2020年は3.54、21年は2.39、22年は1.16としり上がりに防御率もよくなってきましたが、今年は勤続疲労か経年劣化かまだ賞味期限切れとは思いませんが、過去の酷使にちょっと肉体が悲鳴を上げているのかもしれません。

さて清水投手の今期の成績、46登板で1勝6敗、33H、3.33という数字をどう評価すればよいのか。
46登板で34HP、ということは約4試合に3回はHPを挙げている、すなわち抑えている、と言えます。
しかし防御率を見ると3登板に1回失点しているということになります。
高津監督の清水投手の起用法を見ると、基本セットアッパーで同点若しくは僅差で(勝ち負けに関わらず)登板するのがほとんどです。そのような場面での失点は致命的です。
かといって他に8回を任せられる投手がいるか、というとこれも疑問です。
4回に3回抑えているから今年のヤクルトの状況(勝率.435)から見れば上出来でしょう、という考え方もあります。

今年のヤクルトの不調は村上の大不振が大きく影響していますが、ほかの多くの選手も今年は調子を落としているわけです。そういった中でいつまでも今野・石山・清水・田口ではなく、後継ぎとしてまずは7回の男、そしてセットアッパー・クローザーと昇格していける若手投手を育成することが来年以降に向けた首脳陣の大事な課題です。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びyahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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