9月12日対広島 サイスニードの力投

ヤクルト2‐1広島(ヤクルト9勝:広島12勝:1分け)

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

ヤクルトはこういう試合もできるんですね。
先発が7回まで頑張って、残りは中継ぎが0封。
打線は最小?得点の2点ですが1点目は山田の併殺打の間の1点と村上の一発です。

ヤクルト先発のサイスニードは2回に不用意に高めに投げた球を広島坂倉に大根切りのようなバッティングで1点を先制されましたが、その後は淡々と7回、94球を投げ5被安打、1与四球で坂倉の一発の1失点でしのぎました。
堂々のQSで7勝目(7敗)借金返済です。
8回は新セットアッパー星でしのぎ、9回は田口が相変わらずの冷や冷やショーで2安打打たれて最後は併殺締めです。
これでセリーグのセーブ王争いは田口・中日マルティネス・阪神岩崎が31セーブで並びました。
阪神・中日が残り17試合でヤクルトは15試合です。普通に考えれば勢いに乗っている阪神の岩崎がセーブも稼げそうですが、阪神は優勝マジック3になったため、優勝決定後はポストシーズンに備え岩崎を温存するのか、どうなんでしょう。
先発陣が強力で優勢なまま終盤になだれ込むことが多い阪神の岩崎がやはり優位でしょうか。
ヤクルトの今年唯一狙える個人タイトルです。
実は中継ぎのタイトルもヤクルト清水は35HPでセリーグの2位につけています。(1位は広島の島内で36HP)数字的には可能ですがこのところの清水のさっぱりぶりで、昨日も8回を星に奪われている状況では。難しそうです。

それにしても首位から大きく離されたヤクルトと中日の守護神がセーブ王争いを繰り広げている(首位の阪神岩崎は納得ですが)のは面白い現象です。一度この点を分析してみましょう。

広島は1番の菊池と4番の西川を余裕の抹消です。ポストシーズンに備え休ませる、という話です。
しかしこの2人のいない打線は迫力に欠けます。
昨日はヤクルト2併殺、広島3併殺でチャンスをつぶし合っています。
「狙い通りの併殺」なんて言いますが、ゴロを打たせ当たりがぼてぼてだと併殺が間に合わず、あたりが強いと飛んだコースで内野の間を抜けてヒットになるわけで、なかなか「狙い通り」なんていかないものです。
両チームの打線の不調を物語っているのでしょうか。
ヤクルト打線は広島先発の玉村に対し4回で8安打を打ちましたが、拙攻が響き2得点のみ、5回以降は益田・中崎・大道に対したったの1安打です。昨日ヤクルトは(6番濱田を除いて)ほぼほぼフルメンバーがスタメンだったわけですが、何とも寂しい結果でした。
今日は復帰2戦目の吉村を打線が援護できるでしょうか。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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