柔道グランドスラム 後半戦

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

柔道グランドスラムデュッセルドルフ大会2日目です。

男子73キロ級の大野将平は韓国のアン選手を内股で技ありを取り優勝しました。
マスコミは大野でオリンピック代表確定と騒ぎ立てていますが、2月17日付け世界ランキングでは
男子73キロ級は橋本壮市が1位、大野は6位です。大野のこの金メダルでどれくらいランキングが
上がるかは不明ですが、橋本を大きく離すランキングにはならないはずです。
確かに大野は前回オリンピック金メダルでネームバリューも人気もあります。
しかしです、世界ランキングは厳格なポイント制で出てきている順位です。これを無視して
強化委員会か何かしれませんが、密室政治で代表を決めてはいけません。
橋本選手は泣くに泣けません。

81キロ級の永瀬貴規は1回戦敗退のとほほです。
世界ランクでは藤原崇太郎が6位で永瀬選手は7位でした。
藤原選手はGSパリ大会で銅メダル。藤原選手が代表の座にぐっと近づいた感じです。

女子63キロ級田代未来は決勝でスロベニアのトロスランジャクを横四方固めで合わせ一本勝ち、優勝です。
世界ランクでは田代が3位、トロスベンジャクは2位ですが、対戦ではこれで田代が10戦全勝ということです。
相性というものがあるのでしょうか。
このクラスでは田代が世界ランク3位、鍋倉那美が4位で、鍋倉はパリ大会で銀でした。
両者に大きな開きができたとは考えられません。

70キロ級新井千鶴はベルギーのウィルムスを押し倒し?で金でした。
世界ランクでは新井が8位、大野陽子が9位でパリ大会では大野が金メダルでしたから、
まあこの二人は4月に直接対決で決着付けるしかありませんな。

デュッセルドルフ大会3日目です。
男子は100キロ級のウルフ・アーロン、100キロ超級の原澤が負傷欠場ですから迫力ないこと限りなしです。

90キロ級の向翔一郎は銅メダル、世界ランクは13位です。
世界ランク10位の長澤憲大はパリ大会銀メダルなので、大きな開きがあるとは言えません。

女子78キロ級は寝技の女王、濱田尚里はブラジルのアグアイアをあっさり横四方固めで破り金でした。
濱田は世界ランク5位、梅木真美が10位でパリ大会は銅メダルですから、これは濱田で代表決まりでしょう。

78キロ超級は既に素根の代表が決まっており、代表を逃した朝比奈沙羅が出場、決勝で
アゼルバイジャンのキンゼルスカと気合の入らない試合で反則勝ち金メダルでした。
朝比奈選手もまだ若い(23歳)ですから、次のオリンピック、世界選手権目指してください。

マスコミが特に人気のある選手にはもう代表決まったかのように煽り立てていますが、
強化委員会のメンバーの皆さま、私欲にかられず、情に流されず、冷静に判断し、
絶対的なトップは除いて、基本4月の日本選手権でNoワンツーの直接対決で、決定という形にした方が
絶対的に禍根を残しません。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



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